龍の血脈

アクセス解析を見ると私のブログを読んでる人は私の変わった話に慣れていると思われるので、今回は辰年で新年でもあるので興味のある人だけ読んで下さい。
おおよそ理解できない内容かと思われる。

岐阜の養老山脈は昔から「龍を見た人」の証言が多いが、全部 白龍である。
養老山脈にある多度大社には「白馬伝説」というのがあるが、地域の人が見たのは白馬ではなくて実は白龍である。
そういう私も養老で「白龍」を見ているので龍について書こうと思う。

そもそも、以前にも書きましたが私が最初に龍を見たのは「談山神社」の井戸の中である。ちなみに、私が許可なしに井戸を覗き込んだ時は井戸は露天に放置されていたが今では家の中に祀られ、勝手に中を見れなっているらしい。
その時見たのは、頭しか見えなかったが「黒っぽい龍」であったように思う。冗談ではなく、目が合った時は体が恐怖で硬直した。
この話を備前の坊さんに聞いたら「本当に死ななくて良かった。本物の龍を肉眼で見たら大抵の人間は死ぬ。」と言われた。
私が死ななかったのは、龍が目を閉じたからである。目を閉じた刹那に井戸に蓋を戻した。

思えば この談山神社の龍遭遇からその後の龍との遭遇が増えたと思われる。
このブログの表紙にも写真を掲載していますが、2021年の津島神社で私の背後に龍の気配を感じたので
一緒にいた知人に私を撮影して貰った写真であるが、背後に大きな龍の眼が映っていると思われる写真である。偶然写っていたのでは無く、気配を感じたから撮ったということである。
この写真は私の龍との遭遇の中の一部であります。

つまり私は龍を架空の生き物とはまったく考えておらず、逆に龍は如何なる生き物で如何なる起源であるかということに興味があるのです。

古事記の中に「特殊な事」が書かれているが案外スルーされている箇所があり、
それは、初代天皇である神武天皇の父親の母親が出産する時、龍の姿で出産していた姿を夫である山幸彦(神武の祖父)から見られたのを恥じて龍神界に帰ったという話である。
その後、龍女の妹(同じく龍女)が神武天皇の父親と結婚して神武天皇が産まれたとある。
つまり、天皇の遺伝子には「龍」が入っているということであります。
一般的にこの話は龍とは海洋民族の例え話のように考えられているが、明らかに「龍(鰐)の姿を見られて恥じた」という記述が例え話では無いと私は思う。

さて、更に不思議な話があり、京都の一の宮という籠神社があり、その神社の秘伝に因ると、
神武天皇の祖父である山幸彦はニギハヤヒの命だという秘伝である。ニギハヤヒの命とは女性の天照大神以前の男性の天照大神である。本名を「天照国照彦火命櫛御魂饒速日命」といって大物主と同名である。
なぜこれが秘伝であるかというと、神武天皇の祖父はニニギノミコトの子孫で無く、ニニギノミコトの弟であるニギハヤヒの子孫になるからである。皇室に二つの天孫降臨系統があることになるので秘伝とされる。
しかしながら、これが記された家系図は「国宝」に指定されているので「真実」なのでしょう。

実際に皇居に皇族の先祖である「大和大国魂神」という神と「天照大神」の二神を祀っていたら日本で災厄が多発したので崇神天皇が別々に祀ったほうが良いと思われ皇居から出したという話があります。
そして現在は「大和大国魂神」の神社が奈良の「大神神社」で天照大神は伊勢の神宮に祀られているのですが、この「大和大国魂神」というのは天照大神と同列で祀っているにも関わらず、天照大神のような有名な神様で無く、古事記にも出てこない謎の神である。

しかしながら大神神社に祀ってあるのは大物主であるので大和大国魂神とは大物主であると思われる。
つまり皇室は大物主と天照大神の二神を先祖と祀っていたということです。

そして、この大物主という神が、三輪山の龍神で黒龍であるのだ。

なぜ黒龍かというと、箸墓古墳に関する伝承で倭迹迹日百襲姫は、夜ごと訪ねてくる大物主に「ぜひ顔をみたい」と頼むと、「絶対に驚いてはいけない」という条件つきで、朝小物入れをのぞくよう話した。朝になって百襲姫が小物入れをのぞくと、小さな黒蛇の姿があったという記述がある。
又、五十鈴姫命と大物主とを祀る率川神社の例祭「三枝祭」で黒酒と白酒を笹百合で囲んで祝うということであるが、言うまでもなく黒酒は黒龍の大物主で白酒は白龍の五十鈴姫命である。大物主と五十鈴姫を三枝の笹百合で祀るという意味である。
五十鈴姫命は神武天皇の正妻で大物主(事代主神)の娘であるので二代目の天皇は大物主の孫ということになる。

ところで、これは私が気づいたことであるが、黒龍と白龍が祭ってある神社を調べると、複数の龍神が祭ってある。
しかしながら名前を調べるとどこも「黒龍」は一体で残りは複数の「白龍」もしくは「金龍」である。
常に白龍と黒龍は一対であるが、黒龍の一夫多妻(白龍)制のようである。

以上の古文書では、黒龍の大物主がやたら出てきて人間ならば年代的に合致しない。しかしながら共通しているのは、大物主は三輪山の龍神ということである。

龍がどこで生まれたのかを探して行くと、古代メソポタミアと言われている。メソポタミア文明の初期に文明を築いたシュメール人はティアマト(龍)信仰しており、それが龍の起源である。
シュメール神話には地球の神として兄のエンリルと弟のエンキが登場するが人類を創造したのは異母弟のエンキであるがエンキの母親は龍であるのでエンキは龍体をしていたそうである。エンキが自分と似せて人間を作ったとされている故にシュメールの文明でも人類は龍の血脈があると信じていたらしい。

古代では龍の中でも特殊な龍は龍神と呼ばれ、人間に姿を変えて人間と交流していたようであるが、私は龍は遭遇したことはあるが人間に姿を変えた龍神とは会ったことがない。
しかしながら私は古代人のように龍と接している。

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この記事へのコメント

フール
2024年01月10日 18:48
新年おめでとうございます。
日本では新年早々に大小の災難が起こり先行きが見えないような不安を覚える事が有りますが
災い転じて福となるように祈っております。

ところで、よく言われるように東洋の龍は神獣として崇められ西洋のドラゴンは怪物として倒すべきとされる事が多いのですが、現代においても龍を目撃したりコンタクトをとる人が存在しているのにドラゴンの目撃談を語る人がいない事を不思議に思います。

自身としては龍とドラゴンは性質や形状の違いから別個の存在でありドラゴンがまだ存在しているとしたら人目につかない洞窟や地底にでも身を潜めているのではないかと思いました。
エイジ
2024年01月14日 23:34
西洋のドラゴンは聖書にも出てきますが火を吐いたり翼があったりサタンの
象徴として意味があります。しかしながら東洋の龍と同じです。つまり西洋では牡牛や鳥の信仰なので龍は悪魔なのです。

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