メンタルエネルギー保存の法則

力学的・熱・化学・電気・光などのエネルギーは、それぞれの形態に移り変わるが、エネルギーの総和は変化しないように、
人間の行動の結果が、当初の目的どおりに上手くいったとしても、或いは想定とは違う結果になったとしても、
行動に付随したメンタルエネルギーも保存され消えることは無い。

大切なことは、刹那の結果では無く、如何に至誠に真摯なる気力をもって仕事をしたのかという「仕事に対する姿勢」のほうが結果よりも遥かに重要なのである。

なぜなら、「至誠による行動」の結果が希望したAでは無く、不本意なBであったとしても、Bはいずれ形を変えてCに変わる。
そして、のちにAとCを比較すると、CのほうがAよりも良い結果であることに気づく。

逆に「悪意の行動」もエネルギーは保存されるため、高エネルギーであれば最初から途中は栄えても、エネルギーが枯渇すると最後はドミノのように一気に崩れる。悪は高エネルギーで栄える可能性が高いが所詮は「砂の城」である。

だから、途中で挫折しても上手く行かなくても、邪魔が入ってもどんな時でも「焦らず・腐らず・負けず」に「至誠な意識で行動を継続」すれば、エネルギーは保存されるゆえに必ず最後には勝利できるし、誰にも知られない善行は誰にも知られていないゆえにエネルギーが使われていないので、後に大きな善果となる。
陰徳陽報とはエネルギーの法則で説明できる。

これは慰めでは無くて、物理学と同様のメンタルエネルギー保存の法則である。

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この記事へのコメント

なつ
2023年10月10日 08:12
砂の城は本当に頷けます。気力の維持に努めます!

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