災難は弱いところに出る

近所の人の話であるが、ずっと体の不自由な妹と一緒に暮らしていた姉家族がいました。その妹のことを姉は「妹が私の厄を引き受けてくれてる」と言って大事にしていました。
姉はちょっと強引な詐欺師みたいな人で、際どい土地の売買や産業廃棄物の仕事をしてかなりのお金を儲けていました。
不思議なことに妹が生きている間はずっと順調でなんの不都合もありませんでしたが、
妹が亡くなってしばらくすると急に調子が悪くなって不都合な災難が連発するようになり、大事な息子を先に死なせてしまいました。

紐を引っ張ると紐の弱いところが切れますが、災難というのも紐に力が一番かかっている所が切れるのでは無く、弱いところに災難が出やすい傾向があるのは理不尽なように思えますがこの世の仕組みである。

このような例の如く、兄弟姉妹は徳の勝ち負けが発生して、弱い者が厄を背負う場合がありますし、また兄弟姉妹で無くても、自分の家族や健康又はペットや電化製品に災難が出る場合があります。故に厄による災難の発生は理不尽なことが多くなります。

これを逆に考えて「弱い所」を作っておけば、「他は安泰」ということになるので、
理不尽な苦労や困難・裏切り・離別というのは、実はお守りになっていると考えることが重要であります。

しかしながら、これには「条件」があって、先の姉が「妹が私の厄を引き受けてくれてる」と苦労を不幸と考えず、「当たりくじ」や「お守り」と捉えることが重要で、苦労を不幸に捉え「なんて私は運が悪いのか」と落ち込んでしまうと逆にますます悪くなります。

仕事や私生活で厄を背負っていろいろ心配したり苦労している人こそ、暗い思考に染まっているのならば、
逆にいまの苦労が「お守り」「当たりくじ」だと捉えるべきであります。

これも理不尽な話ですが、この世の仕組みとして覚えておくと良いと思います。

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この記事へのコメント

なお
2023年06月23日 11:21
判ります。
なので私はあえて競馬で儲けようとは思わないのです。
決まった金額で遊ぶ程度でウマにJRAに上納しております。
これで厄払いできるなら安いものです。
名無し
2023年06月24日 05:30
では、弱い所を強く鍛えたらどうなるのですか?
この場合は、妹だったけど。
エイジ
2023年06月25日 18:15
粗品かっ!
とツッコミさせて頂きましたw>なおさん

その場合は、winwinでもっと強運です。>名無しさん
2023年06月29日 22:04
コトタマ

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