至誠と利他による成功の秘密
至誠は奇跡を起こすと古人の多くが唱えています。吉田松陰も「至誠で行えば、動かない者はいない」と言い。山岡鉄舟も「至誠の者を鬼神も避ける」と言っています。そして確かに私達は「至誠を体得した者」が奇跡としか思えない事象を成し遂げたことをいくつも確認できます。
また常勝の名経営者だった稲盛和夫は成功の為の基本条件に「利他心」を上げています。
そのような鬼神をも打ち負かし、出来ないことを実現させる至誠とは何かを考察する時、辞書には「誠実な心、無私の心」と書かれているようである。
しかしながら、実際は「誠実な心」でも失敗するし、「無私=利他心」で行っても失敗するのが現実ではないでしょうか?
実は美しい心の在り方というものは、成功には直接関係が無いのです。
それは何故かというと、「至誠による奇跡」というのは「誠実な心」「無私=利他心」が直接の原因では無く、「誠実な心、無私の心」からのみ発生する「一点の曇りもない純粋な欲望」が直接の原因なのです。
つまり、至誠が玉石をも打ち砕く力を発揮するのは「一点の曇りもない純粋な欲望」が「奇跡」を起こすからである。
私は、至誠というのは、「誠実」でも「無私」でも無く、「我欲」を滅した心からのみ生じる一点の曇りもない純粋な願望と定義しよう。
この「一点の曇りもない欲望」というのは、言うならば欲望に純粋特化しているので「無私」である。
後ろめたい気持ちや心に矛盾や葛藤があるのは純粋では無い。後ろめたい我欲があると「曇りが無い欲望」が持てないゆえに「至誠」になれないのである。
いくらお金が欲しいと思っても、お金が欲しいという欲望に一点の曇りがあったらお金は引き寄せられない。
お金が欲しいという欲望が「無私」であれば、欲望に曇りが無くなるのでお金を引き寄せることが出来るのである。
欲望から曇りを取り除くには、「無私」であり「無我」でなくてはならない。それは、ある時は「利他」であることもあるし「至誠」であるかも知れない。利他は限りなく至誠である。
至誠が奇跡を起こすのは、「利他」だったから上手くいったのでも無く、「誠実」だから上手くいったのでも無い。
強い欲望に曇りが無いから上手くいったということである。
従って、人格や品性が低くても強い欲望があり、且つ「欲望に曇り」無ければ欲望が成就するし、利他でも「熱量が弱い欲望」であれば、上手くいかないということが起きる。
逆に人格や品性が高くとも「欲望(志)」が無くては人生上手く行かない。
大事なことは、物事を成就するには、「自分を空しくして、無私である成就を熱望する強い欲望」を持つ状態に自分を持ってゆくことである。
そして、この「至誠と利他による成功の秘密」のコツを習得した者は、打撃のコツを体得した名打者の如く、すべての願望を成就させることが出来るでしょう。
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それは何故かというと、「至誠による奇跡」というのは「誠実な心」「無私=利他心」が直接の原因では無く、「誠実な心、無私の心」からのみ発生する「一点の曇りもない純粋な欲望」が直接の原因なのです。
つまり、至誠が玉石をも打ち砕く力を発揮するのは「一点の曇りもない純粋な欲望」が「奇跡」を起こすからである。
私は、至誠というのは、「誠実」でも「無私」でも無く、「我欲」を滅した心からのみ生じる一点の曇りもない純粋な願望と定義しよう。
この「一点の曇りもない欲望」というのは、言うならば欲望に純粋特化しているので「無私」である。
後ろめたい気持ちや心に矛盾や葛藤があるのは純粋では無い。後ろめたい我欲があると「曇りが無い欲望」が持てないゆえに「至誠」になれないのである。
いくらお金が欲しいと思っても、お金が欲しいという欲望に一点の曇りがあったらお金は引き寄せられない。
お金が欲しいという欲望が「無私」であれば、欲望に曇りが無くなるのでお金を引き寄せることが出来るのである。
欲望から曇りを取り除くには、「無私」であり「無我」でなくてはならない。それは、ある時は「利他」であることもあるし「至誠」であるかも知れない。利他は限りなく至誠である。
至誠が奇跡を起こすのは、「利他」だったから上手くいったのでも無く、「誠実」だから上手くいったのでも無い。
強い欲望に曇りが無いから上手くいったということである。
従って、人格や品性が低くても強い欲望があり、且つ「欲望に曇り」無ければ欲望が成就するし、利他でも「熱量が弱い欲望」であれば、上手くいかないということが起きる。
逆に人格や品性が高くとも「欲望(志)」が無くては人生上手く行かない。
大事なことは、物事を成就するには、「自分を空しくして、無私である成就を熱望する強い欲望」を持つ状態に自分を持ってゆくことである。
そして、この「至誠と利他による成功の秘密」のコツを習得した者は、打撃のコツを体得した名打者の如く、すべての願望を成就させることが出来るでしょう。
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