聖人はなぜ死後に奇跡を起こすのか
なぜお稲荷さんに祈ると実際に金運が上がったり、愛染明王や聖天の秘密祈祷を受けると恋愛運が良く為ったりするのでしょうか?
以前にもこの疑問を記事にしましたが、お稲荷さんはお金をいっぱい持っているということであろうか?
また、悪魔と取引すると名声や権力が得られるが、魂や命と引換であるという「黒魔術」の話がありますが、愛染明王や聖天のご利益も「何かと引換」なのであろうか?
因みに、新月魔術は「何かと引き換えに願いが叶う」ので一種の黒魔術でありましょう。
さて、このような奇跡が起こる原理について考えるに、実に興味深い「事実」があるので紹介しよう。
それは、バチカンの「聖人認定」の話であります。
キリスト教の「聖人」はいっぱいいるように思いますが、実際にバチカンで認定された聖人の人数は、イエスの死後から現在までにそんなに大人数では無い。
そして、実は、彼らは生前の「善行」や「超能力」によって聖別された者ではないのである。
そもそも、まず聖人になるには「バチカン聖人認定委員会」で聖人に認定されなければならないのであるが、聖人の基準というのが、
① 死後、奇蹟を2度以上行った。
② 生涯キリスト教をどんな時も信仰していた。(或いは、理不尽な迫害を受けて殉教した。)
注目すべきは、「死後」に奇跡を起こしたという点であるが、これはどういう事かというと、
生きていた時評判が良くても死後奇跡を起こせなくては聖人では無いといういうことだ。
そして、死後に奇跡を起こすとは、その人の名を唱えて祈ったら奇跡が起きたということで、つまり、神頼みが叶えられる人間が聖人ということなのだ。
しかしながら、起こる奇蹟も規定されていて、「金儲けや名声・権力が手に入った」という現世利益的な奇跡では無くて、
イエスが行った奇跡と同じ奇跡を行った場合のみが奇跡となる。
イエスが行った奇跡は、次の3種類に分類される。
1つは、自然奇跡。
1個のパンを五千個のパンに増やしたり、
水をぶどう酒に変える奇跡などが自然奇跡。
2つ目は、癒しの奇跡
ライ病を治したり、歩けない人を歩かせたりする病を治す奇跡。
3つ目は、蘇りの奇跡
ラザロのように死んだ人を生き返させる奇跡。
この3種をローマ教会では「奇跡」と呼ぶそうであります。
さて、つまり、聖人の名前を唱えて祈ると願いが叶える力があるというのは、聖書に書いてあるように、死んだあとイエスの隣に引き上げられた者であり、イエスの名前に「力」が封印してあり、イエスの名前を唱えれば祈りが叶うとイエスが約束したからである。(ヨハネ14章13-14節)
つまり、聖人の名前を唱える事と、イエスの名前によって祈ることが同列になったということでありましょう。
これは、観世音菩薩の名前を唱えると災難を逃れられたり、阿弥陀の名前を唱えると成仏できるのと同じであって、
偉大な力を持った魂は、「偉大な魂の名前を唱える」と名前に感応道交してどこにいても奇跡力を及ぼすことが出来るということである。
つまり、偉大な力を持った者に帰依し名前を唱えると、正しき祈りならば、感応道交して奇跡を起こすことが出来るということは、どうやら迷信では無くて本当の話なのである。
さて、祈りが金銭とか名声とか権力の場合はどうなるかというと、それは「正しき祈り」の範疇ではないので、「何かと引き換えに叶う」という「魔界の神々」に感応道交し、何かと引き換えに叶うのも本当の話だと思われる。
どちらにしても、祈りの鍵となるのが「偉大な者の名前を呼ぶ」ということに秘密が隠されているのである。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
以前にもこの疑問を記事にしましたが、お稲荷さんはお金をいっぱい持っているということであろうか?
また、悪魔と取引すると名声や権力が得られるが、魂や命と引換であるという「黒魔術」の話がありますが、愛染明王や聖天のご利益も「何かと引換」なのであろうか?
因みに、新月魔術は「何かと引き換えに願いが叶う」ので一種の黒魔術でありましょう。
さて、このような奇跡が起こる原理について考えるに、実に興味深い「事実」があるので紹介しよう。
それは、バチカンの「聖人認定」の話であります。
キリスト教の「聖人」はいっぱいいるように思いますが、実際にバチカンで認定された聖人の人数は、イエスの死後から現在までにそんなに大人数では無い。
そして、実は、彼らは生前の「善行」や「超能力」によって聖別された者ではないのである。
そもそも、まず聖人になるには「バチカン聖人認定委員会」で聖人に認定されなければならないのであるが、聖人の基準というのが、
① 死後、奇蹟を2度以上行った。
② 生涯キリスト教をどんな時も信仰していた。(或いは、理不尽な迫害を受けて殉教した。)
注目すべきは、「死後」に奇跡を起こしたという点であるが、これはどういう事かというと、
生きていた時評判が良くても死後奇跡を起こせなくては聖人では無いといういうことだ。
そして、死後に奇跡を起こすとは、その人の名を唱えて祈ったら奇跡が起きたということで、つまり、神頼みが叶えられる人間が聖人ということなのだ。
しかしながら、起こる奇蹟も規定されていて、「金儲けや名声・権力が手に入った」という現世利益的な奇跡では無くて、
イエスが行った奇跡と同じ奇跡を行った場合のみが奇跡となる。
イエスが行った奇跡は、次の3種類に分類される。
1つは、自然奇跡。
1個のパンを五千個のパンに増やしたり、
水をぶどう酒に変える奇跡などが自然奇跡。
2つ目は、癒しの奇跡
ライ病を治したり、歩けない人を歩かせたりする病を治す奇跡。
3つ目は、蘇りの奇跡
ラザロのように死んだ人を生き返させる奇跡。
この3種をローマ教会では「奇跡」と呼ぶそうであります。
さて、つまり、聖人の名前を唱えて祈ると願いが叶える力があるというのは、聖書に書いてあるように、死んだあとイエスの隣に引き上げられた者であり、イエスの名前に「力」が封印してあり、イエスの名前を唱えれば祈りが叶うとイエスが約束したからである。(ヨハネ14章13-14節)
つまり、聖人の名前を唱える事と、イエスの名前によって祈ることが同列になったということでありましょう。
これは、観世音菩薩の名前を唱えると災難を逃れられたり、阿弥陀の名前を唱えると成仏できるのと同じであって、
偉大な力を持った魂は、「偉大な魂の名前を唱える」と名前に感応道交してどこにいても奇跡力を及ぼすことが出来るということである。
つまり、偉大な力を持った者に帰依し名前を唱えると、正しき祈りならば、感応道交して奇跡を起こすことが出来るということは、どうやら迷信では無くて本当の話なのである。
さて、祈りが金銭とか名声とか権力の場合はどうなるかというと、それは「正しき祈り」の範疇ではないので、「何かと引き換えに叶う」という「魔界の神々」に感応道交し、何かと引き換えに叶うのも本当の話だと思われる。
どちらにしても、祈りの鍵となるのが「偉大な者の名前を呼ぶ」ということに秘密が隠されているのである。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
この記事へのコメント
ブルーとむらさき、みどりがかってもいて、
エイジの色って感じです。
ここまですごいのは見たことないです。
そこの家族は、それをやってるそうです。
○○様、○○様、○○様、助けてください。と
神は、時間空間がないので、いつでもどこでも来てくれるとの事です。
ウソだと思ってましたが、このブログを見て、本当かもしれない、と思い直しました。ある一定の信者?がある神には、力があるのかもしれない。。。
そんな気がします。
そうですね。関係のある人たちが名前を呼ぶと答えてくれるのは間違いないようで信仰がないとダメみたいです。>龍目さん