物質化・現実化する原理

例えば、「商売が上手く行くようにお金が儲かりますように」と聖天様に祈願したとしましょう。
聖天はどのように現世利益を与えるのか?
ポケットマネーでしょうか?銀行に預金が沢山あるのか?

或いは、「彼女と復縁できますように」と愛染明王様に祈願したとしましょう。
愛染明王はどのように復縁させるのでしょうか?
惚れ薬でも持っているのか?交渉するのか?

この問題を解く前に「創造の原理」について考察しようと思う。

宇宙の質量とエネルギーに占める割合は、原子等の通常の物質が4.9%、ダークマターが26.8%、ダークエネルギーが68.3%と算定されている。
このダークマターとダークエネルギーが、火気・水気・木気・金気・土気のいわゆる五行に変化し、物質化・現実界での現象化する。

現実化の設計図と創造の力は、① 人間のイメージ(小型電池)② 行動(因果律) ③ 神の力(大型電池・実相)④ 音霊等の波動で創造される。

人間には特別に神と同じく創造の権利が与えられている。しかしながら、創造の方法は実相(蓄電池)と繋がった状態の小型電池(人間)でなくては力がでない。
グルジェフによると、通常の仕事は(小型電池)からのエネルギーで十分だが、創造や内的成長のためには(大蓄積器)のエネルギーが必要であると言っている。
どのように接続して実相(蓄電池)と繋がった小型電池(人間)になるかが問題である。

繋がる方法として、創造の方向性(いわゆる神の御心)に従順であることである。
もっとも重要なことは動機であり、「動機は善であり、私欲ではないこと」で方向性は「三方の繁栄(社会・他人・自分)」この場合の「自分の繁栄」というのは、「自分の品性が高まる・徳が高くなる」という「精神的な繁栄」であって、「儲かる・得をする」というような「浮世的な繁栄」であってはならない。

しかしながら、「金が儲かる」というような浮世の繁栄であっても、最終的に「・・・その結果、他人の為に奉仕する。傍を楽にする資本とする」という精神的な繁栄に帰結すれば良い。

重要なことは、「繁栄」とは「品性・奉仕」に帰すべきである。
従って、「品性が下がる不善でも他人も私も欲望が叶えられるならば良し」にはならない。

また世界の創造の方向性も決まりがあって原理は「真善美の方向」である。これは進化の方向とも考えれる。
具体的には、「生長することは善・多様性があることが善・統一され調和されることが善」である。
衰退させることや調和が乱されること、多様性を否定することは方向性に合致していない。すなわち善ではない。

簡略に図にまとめると以下のようになる。

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