成功では無く卓越性に焦点を合わせる。
マーフィーの法則では無いが、楽をしようと思うと、それを後悔する事件が起きる。
例えば姿勢でも楽な姿勢をしていると、腰が痛くなる。少々キツイが腰を立てて背筋を伸ばしていると腰が痛くならないし、ダイエットにもなるようなものであります。
禅僧が座禅で足が痛いからといって組み方を浅くするともっと痛くなるが、しっかり組んでいると慣れない間は痛いが徐々に痛くなくなり座禅が楽になる。と言っていたが、この世の中は「楽をしないほうが結果的に楽になる方法」ということがどうやら真理である。
そこで「楽になる為の、楽をしない生き方」とは何かというと、なにも道具を使わずに荷物を運んだり、休まないで昼夜地獄のように働くことではなくて、ドラッカーの奨める生き方
外的な成功や名誉では無く自己鍛錬に焦点を合わせ、品質がそこそこでは無くて、最高の卓越性を追求する生き方
だと思われる。
自己鍛錬については、ドラッカーは「一生懸命やった仕事は何か」「一生懸命やらなかった仕事は何か」毎週末に洗い出し、「一生懸命やったこと」は自分を褒め、「一生懸命やらなかったこと」は鋭く自己反省することを奨めています。
また、イエズス会の修道士の方法論である「宣教の目標には期待する結果を明確にし、定期的に達成度をチェックすること」が重要で、すなわち仕事そのものに責任を与えなければ、やる気も結果も出ないと言っています。まさに営業職の自己鍛錬である。
「一生懸命やらなかったこと」とは「だって無理です」とか「そこまでやるのですか!」という事項が多いと思われるが、実はそこが100%未来の災いになるのです。「一生懸命やらなかったこと」と自覚していることが100%未来の災いになるのですから怖いです。
とある営業所で「出荷数や物の間違い」が定期的に発生し得意様から苦情がありました。二重に三重にチェックしても間違いが発生するので、誰もが「少々の間違いは絶対に無くならない」と思って怠慢に考え努力放棄で諦めていたのです。しかしながら、その都度、相手方に謝罪する営業にとっては腹立たしく勘弁して欲しいので改善を求めていました。他にも問題があって社内がギスギスしてブラックになっていました。
そこで社長が「毎日の午前中にすべての在庫チェックをして間違っていたら相手方に連絡して解決すること」を命令しました。
発送の従業員からは「時間的に無理」とか「そこまでやる必要があるのか」「AIを導入しないと無理」と猛反発されました。
しかし、それを徹底すると徐々に「間違いが無くなった」のである。そして、結果的に営業も発送の従業員もいがみ合いや苦情が激減し、「楽」になったのである。めんどくさいから仕事に怠慢になると、煩わしい事件が発生し「苦」が発生するのです。そこでめんどくさいとか無理いう怠慢を排除し一生懸命努力すると憑き物が落ちたように道が開かれる。
つまり、「品質がそこそこでは無くて、最高の卓越性を追求する」ということが結果的に効率的で楽になる方法なのです。
老舗旅館の古い従業員が毎日床の間の磨き掃除をするのですが、新入りの従業員が「キレイに掃除してあるのになぜまた掃除するのですか?」と聞いたら、「床の間の掃除の基準はゴミが無いとか奇麗ではなくて、床が輝いているということだよ」と教えられたという話がありますが、まさに「掃除とはごみがゴミが無いことではなくて、輝きを出すこと」ということが「卓越性の追求」ということであります。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
例えば姿勢でも楽な姿勢をしていると、腰が痛くなる。少々キツイが腰を立てて背筋を伸ばしていると腰が痛くならないし、ダイエットにもなるようなものであります。
禅僧が座禅で足が痛いからといって組み方を浅くするともっと痛くなるが、しっかり組んでいると慣れない間は痛いが徐々に痛くなくなり座禅が楽になる。と言っていたが、この世の中は「楽をしないほうが結果的に楽になる方法」ということがどうやら真理である。
そこで「楽になる為の、楽をしない生き方」とは何かというと、なにも道具を使わずに荷物を運んだり、休まないで昼夜地獄のように働くことではなくて、ドラッカーの奨める生き方
外的な成功や名誉では無く自己鍛錬に焦点を合わせ、品質がそこそこでは無くて、最高の卓越性を追求する生き方
だと思われる。
自己鍛錬については、ドラッカーは「一生懸命やった仕事は何か」「一生懸命やらなかった仕事は何か」毎週末に洗い出し、「一生懸命やったこと」は自分を褒め、「一生懸命やらなかったこと」は鋭く自己反省することを奨めています。
また、イエズス会の修道士の方法論である「宣教の目標には期待する結果を明確にし、定期的に達成度をチェックすること」が重要で、すなわち仕事そのものに責任を与えなければ、やる気も結果も出ないと言っています。まさに営業職の自己鍛錬である。
「一生懸命やらなかったこと」とは「だって無理です」とか「そこまでやるのですか!」という事項が多いと思われるが、実はそこが100%未来の災いになるのです。「一生懸命やらなかったこと」と自覚していることが100%未来の災いになるのですから怖いです。
とある営業所で「出荷数や物の間違い」が定期的に発生し得意様から苦情がありました。二重に三重にチェックしても間違いが発生するので、誰もが「少々の間違いは絶対に無くならない」と思って怠慢に考え努力放棄で諦めていたのです。しかしながら、その都度、相手方に謝罪する営業にとっては腹立たしく勘弁して欲しいので改善を求めていました。他にも問題があって社内がギスギスしてブラックになっていました。
そこで社長が「毎日の午前中にすべての在庫チェックをして間違っていたら相手方に連絡して解決すること」を命令しました。
発送の従業員からは「時間的に無理」とか「そこまでやる必要があるのか」「AIを導入しないと無理」と猛反発されました。
しかし、それを徹底すると徐々に「間違いが無くなった」のである。そして、結果的に営業も発送の従業員もいがみ合いや苦情が激減し、「楽」になったのである。めんどくさいから仕事に怠慢になると、煩わしい事件が発生し「苦」が発生するのです。そこでめんどくさいとか無理いう怠慢を排除し一生懸命努力すると憑き物が落ちたように道が開かれる。
つまり、「品質がそこそこでは無くて、最高の卓越性を追求する」ということが結果的に効率的で楽になる方法なのです。
老舗旅館の古い従業員が毎日床の間の磨き掃除をするのですが、新入りの従業員が「キレイに掃除してあるのになぜまた掃除するのですか?」と聞いたら、「床の間の掃除の基準はゴミが無いとか奇麗ではなくて、床が輝いているということだよ」と教えられたという話がありますが、まさに「掃除とはごみがゴミが無いことではなくて、輝きを出すこと」ということが「卓越性の追求」ということであります。
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この記事へのコメント
私生活においては、損とか得とか手間とか面倒くさい悪いということよりも「男を磨くためにやる」という基準で動機付けします。
後日々の習慣として、休日でも決まったルーチンで行動します。また個人的にいつも雰囲気イケメンです。
お墓参りの記事に次いでインパクトのある記事でした。
エイジさん最近お墓参りしてますか?エイジさんの記事を読んでから、できるだけお花を絶やさないようにしてます。
私は、このブログのこの一節に感動しています。出会えて良かったです。探してた事に触れました。ありがとうございます。