非難された時の対処法

文春を読んでいたら神田沙也加が恋人から非難されて自殺したようなことが書いてあったが、
私は恋人同士の会話というのは、あまり真実は判らないとは思う。
しかし、実際に木村花のように非難されて死んでしまうこともある。
パワハラ・モラハラによって人を死ぬまで傷つけることは許されない行為である。

私の経験では、非難されて対処できないとダメージが溜まると思う。
心理学者ネルソン・ジョーンズが、相手の批判(クレーム)に対処する戦術を紹介しています。

① 質問の戦術・・・苦情の内容質問をして誠意の対応してる感を見せる。
「商品が壊れた。金返せ」→「申し訳ありません。その商品は、どのように壊れましたか?」

② 延期の戦術・・・否定せず賛同もせず、時間稼ぎして対応を練る。
「商品が壊れた。金返せ」→「ご連絡頂きありがとうございます。社内で調査してから、折り返し電話いたしますのでよろしくお願いいたします。」

③ 反復の戦術・・・相手の希望を全面的に対応をする
「商品が壊れた。金返せ」→「判りました。商品が壊れたので返金するということですね?」

④ 分散の戦術・・・一部だけ賛同しこちらの条件を小出しする。
「商品が壊れた。金返せ」→「申し訳ございません。しかし内容を確認しないと判断できません。」

⑤ フィードバックの戦術・・・相手の対応(態度・言動)に苦情を言う。
「商品が壊れた。金返せ」→「そのエラソーな言い方ではこちらも対応出来かねます。」

延期の戦術は市会議員がしますし、コストコなんかは商品クレームは反復対応しますね。
フィードバック戦術はヤクザの常套対応である。

これでは甘いと思うので、私は6番目を追加提案します。

⑥ 仕返しする・・・いったん折れるが次回に10倍返しする。
理不尽な輩には、「仕返し」が有効である。特にいわゆる「クレーマー」対応は「仕返し」が特効薬である。
ヤクザなんかは仕返しを匂わせて怖がらせるように、リアルに仕返しされると、クレーマーも警戒するようになります。
また、仕返しを匂わせて怖がらせる輩には、「やれるもんならやってみろ。お前もただでは済ませんからな」と全面喧嘩上等で行きましょう。

医者は命を扱う重要な仕事なので、患者のクレームもめちゃめちゃ多いように思われますが、
実は、嫌われると診てもらえなくなるから案外クレームは思ったよりも少ないようです。
仕返しが怖いから苦情言わないというのは、国際的な地政学でもある。

以上は、相手が判っている場合である。つまり、非難は攻撃できれば対処できるということなのです。

客のクレームのように相手が判っていれば対応ができるが、SNSなどのように相手が判らない場合はどうするか。
非難の相手が判っていれば、質問したりコブラツイストや卍固めをしたりして自殺まではいかないと思うわけです。

つまり、相手が判らないと攻撃できないからサンドバック状態になるから辛いのです。
多くの者が炎上して孤独なサンドバックになるのは、炎上商売のユーチューバー以外は辛いと思います。

相手が素性を明かさない場合は、そもそも匿名攻撃する輩は、顔が不細工で性格がまともじゃないと決めつけて、
「相手を不細工な顔・危険人物・変人と見なして扱う」「どんな卑怯な手段を使ってやり返しても良い相手」と考えることである。

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この記事へのコメント

葉っぱ
2022年01月12日 08:08
いつも素晴らしい記事ありがとうございます。仰る通りだと思います。しかし、弱り果てている時に中々反撃に出られないかなぁとも思うのです。ただ、反撃すると自分の中で何も残らないので、仰る通りだと思いました

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