闘牛士のような男が強者の基本形

「屋根から事故で落下すると大怪我するが、自分から格好つけて飛び降りると大怪我しない。」とは私の知り合いの鳶職人の名言である。
「つまり、それはポジティブってことですよね?」と言う方がいると思いますが、ちょっと違うのです。

単なるポジティブで無いのは「おお!格好つけるチャンス!」というナルシシズムが付加されている点である。

水泳競技でいつも日本人がラストで弱かったのですが、あるコーチがラストまでタイムを落とさない方法を発見して
それから日本の水泳が強くなったという話があって
それは「ゴールまで頑張ろう」とか「根性で」とか「日本国民の期待を背負って」と思うと、エネルギー消耗してスピードが落ちるのであるが、
「格好よく美しい形でゴールしてやろう!」と考えると、最後までスピードが落ちないという話を読んだことがあります。

どんな困難でも災難でも、「俺は選ばれている」とか「美しい技を見せる」とか「タダでは終わらない」というような
「恰好いい俺を魅せて散ってゆく」というような闘牛士の態度で対処することがいわゆるポジティブの本領ではないかと思います。

だから、環境や境遇や年齢なんて関係なしで、闘牛士の様にポジティブ+ナルシシズムの格好つけで生きる男に私は成りたいのである。

twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。

この記事へのコメント

kurokuro
2021年07月05日 08:29
私はサラリーマンですが、常に誰かに見られていると意識すると背筋も伸び目ヂカラも出てくるような気がします。
匿名
2021年07月06日 21:56
良い記事ですね…!
私も闘牛士でありたいです。

この記事へのトラックバック

プロフィール

QRコード