（案）愛が最強である仮説

今回は「愛が最強である」という仮説を物理学から考察したいと思う。

宇宙でもっとも早い速度で動くことが出来るのは光である。つまり、光は「宇宙で最速」ということである。

そして宇宙には物理学的に4種類の力しか無く、4種とは「引力」「電磁力」「弱い力」「強い力」である。
この4種は全部「惹きつけ合う力の具合（結合）」である。

現実的には、「結合」だけでなく、核分裂のように「分裂」でも同等な巨大なエネルギーを発することが判っている。
しかしながら、宇宙には「結合」という力しかないゆえに、強制的にしか分裂を引き起こすことが出来ない。
この結果、人間が無理やり原子核どおしを衝突させ「強制分裂」によって発生した原子爆弾のエネルギーには「放射能」のような有害な副作用がある。

この事実からも宇宙には「惹きつけ合う力（結合）」しかない証明であろう。

人間界で「惹きつけ合う力」とは「愛」である。

つまり、宇宙には「愛という4種の力」しかないということである。

物理学的に、愛とは「宇宙で最強で唯一の力」ということになる。

そこで愛とは何かというと、過去から現在までの宗教家及び哲学者の結論をまとめると「自他一如」である。

つまり相手と自分が一体化することが「愛」の形態である。

そして、現象論として、すべての真善美は「自他一如」によって成就されるのは事実である。

芸術家が花の美を描くことが出来るのは、芸術家が花と一体化するからである。つまり愛である。愛を実践するから美を表現できる。

天文学者が宇宙の法則を解明するのも、天文学者が宇宙と一体化するからである。一体化するから宇宙を知り、法則が数式となって発見される。

食物が我らの血肉となるのも、食う者と食われる者が一体化するからである。愛があるから血肉となる道理である。

子供が生まれるのも精子と卵子の一体化であり、つまり、我らの真善美の生活の上での実現はすべて愛の力の結果ということである。

しかしながら、我々の世界には、対立や憎悪や分裂・憎悪や衝突がある。そこには愛がないように思われるが、
実のところ、世界が循環し成長してゆくには、対立した存在が必要であることが判る。
つまり、「生長」と「調和」を目指すために対立や分裂が存在する。例えば、細胞が生長する為に偶数に分裂するように。

陰陽、プラスマイナス、男女、光と闇のように対立したものは循環を生じ、交じり合って新たな成長を産みだす。

つまり対立があるから循環と成長が生まれる。

そして対立を交じり合わせる力が「愛」ではないか。

つまり、愛とは交じり合わないモノを交じり合わせる力。
老子も陰陽をを交じり合わせる力を「中庸」とか「無為」と呼び、仏教でも「空」とか「太極」と呼び、
錬金術でも金を生成する秘密の媒体をエリクシールと呼ぶが、それは「結合の秘鍵」であり、賢者の石および善知識であり、
様々な呼び名や解釈があるけれども、本質的に宇宙の結合の力の範疇であって、結果的に「愛」と同じ意味である。

ということは、我らの生活や仕事でも魔術でも瞑想でも呼吸法でも何ごとも成就を望むのならば、
宇宙の方向性が「生長」と「調和」を決してブレずに志向していることを信じ、
己が賢者の石として不条理な状態の中でも「自他一如の愛」を実践するのが「絶対的な完全の方向性」と考え、
宇宙を見倣ってそこから決してブレないように心掛ければ、すべてが円満に宇宙の進化の方向と合致し心願成就するという仮説が成立する。

ということで、これが証明された方は表題の(案）を消してください。

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Comments

[命短し恋する乙女]

Eijiさん
もう梅雨になってしまいますね　命短し　愛猫慢性腎不全でとにかく２０２２まで頑張ろうと東大初治療薬がいま臨床中で早くみんな猫とともにストレスいっぱい戦っています
猫より先に死ねません　そして今回のお話最高です　いつもですが。。ここ数日私には子供がいなくて若いイケメンばかり目の保養させてもらっています
そして気になる２２歳のイケメンが℃変態でその人のブログなど見ると具ワイ悪くなりまして自分の息子が　℃変態のポルノ男優だとしたら親スタンスまた恋人が潔癖症だとしたらどう理解していけばいいのだろうかと。。。。
愛があれば認めるの？　愛がなくても認められるとか　ここに愛が出てくることなことか？もうわからなくて
Eijiさん　℃変態って線引きはどこからですか？

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愛って書かれるとちょっと引くのですが、なぜかエイジ様の文章ならお似合いです。
素敵って無敵