勢いを出すにはどうすればいいのか

人生において、勢いは非常に重要である。実力が一緒ならば、勢いがあるほうが必ず勝つ。
勢いは20%増しであるので、実力が10:8でも対等で勝負できる。

因みに数学的に数式で「運動の法則」とは「力=質量×加速度」である。
力とは成功であるので「成功の法則」とは「成功力=実力×勢い」になります。
ナポレオン・ボナパルトが言うように
「戦いにおいては勢いがすべてだ。戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる。」
ように成功には実力と勢いの掛け算である。

「実力」を得るには如何なる式になるかというと、速度の法則で「速度=力×時間」であるので「実力の法則」は「実力=努力×継続時間」になると思われ、つまり「持続した努力が実力になる」ということである。

実力は継続した努力で獲得できるとしても、「勢い」は「継続した努力すれば勢いになる」とはならない。
毎日ストイックに練習すると、実力にはなりますが勢いにはなりません。

スポーツでは、勢いが無いと「頑張って練習」しても負けます。皮肉なことに「勢い」を考慮せず「頑張って練習」すればするほど「勝てない」という結果が引き寄せられます。いわゆる「負け癖」という嫌な言葉ですが、この負け癖はメンタルとか練習では簡単に克服できない。
負け癖から抜け出すには「勝ちを継続すること」であり、それは「勢い」を得るしかないのである。

そこで「勢い」を得るにはどうすれば良いかというと、ギリギリということだと思われる。

例えば、ナポレオンの「戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる。」という意味も、連日連戦でギリギリの戦いをしているほうが勢いがついて勝てるということで「ギリギリで勝負する」ということであります。

例えば、毎日、アイデアを出す方が週に一回アイデアを出すよりも良いアイデアが出るといった統計の結果のように、
また連日連戦のチームの方が、力を温存したチームを破って勝てるように、力の出し惜しみをしないほうが勢いを得て勝てるのです。

「勢いを得る生活」をするには「ちょっと無理かも」に敢えて挑戦するというか「ちょっと無理かも」に敢えて挑戦できるのか!やれよ!ということである。

つまり「一流になるには天才ならば10年、凡人ならば一生」という概念は勢い的には大間違いで、
「やってしまえばなんとかなるだろ」的なちょっと世間を舐めた姿勢のほうが勢い的には大正解である。
現にこの世の中で成功してる者は後者が圧倒的に多いと思われる。

昔、ブログでも書きましたが、「本当の美人はミスコンに出ない」のであり、イマイチの野心的な女性がミスコンに出るのです。
九州出身者に圧倒的に本州での成功者が多いのも「外では大胆になれる」からであるし、ユダヤ人や華僑に故郷以外で成功者が多いのも同じである。
そして、そのような「世間を舐めた輩」のほうが成功する確率が高いのは、「ギリギリで勝負できる!」からである。

この考察は認知心理学的にはコンフォートゾーンを拡げるということであるが、
世間を舐めていない貴方でも、ミッションインポッシブルのイーサンハントのように、「常にギリギリのミッション」に挑戦することを生活指針とすれば「勢い」を得られるということである。

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この記事へのコメント

ニコ
2021年06月22日 16:03
大分お久しぶりにブログを訪ねましたら、未だに素晴らしい記事をコンスタントにあげてくださっていて、感激しておりますニコです!

昔の少年漫画などは、今みたいに小綺麗な作画でないですけど、線に勢いがあって不思議な魅力がありますよね。
少し記事の趣旨と離れるかもしれませんが、マンガ好きとしてそう感じました!

またこれからもブログを読ませて頂きます、どうぞよろしくお願いいたします!
さんちょう
2021年06月22日 21:20
横から失礼致します。ニコさんの言うことなんとなくわかります。個人的には小山ゆうのがんばれ元気の絵が人物が生き生きしており、勢いを感じます。

このギリギリとゆう状態は常に緊迫感があり、それにより生命が躍動するから勢いとゆうものが生まれるのかもしれませんね。人生最大の敵は怠惰かもしれませんね。
marimo
2021年06月25日 22:09
これはとっても面白いですね。
「ギリギリでいつも生きていたいから」って歌詞ありましたよね。
体力を未来に温存するんじゃなくて、毎時全力を常に出し切ることを惜しまないということですね。
確かにそうすれば、体力温存の生温い日常がずっと続くループから抜けられそうです。

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