自分の強みを知る重要性について

ピータードラッカーが、「非営利組織の経営」の中で、
「人間が強みを生かして生きることが天が望む美である。」と語り、
「強みを生かす人生を選択すれば、人生の弱みは無くなる。」とも語っている。

「欠点矯正よりも強みを生かして生きる重要性」はドラッカーの中心的な哲学であるが
これは処世術として非常に重要な話と思うので解説しようと思う。

人間は誰しも強みを生かせば、影が無い太陽みたいになれると
ドラッカーは語るのですが、つまり強みを生かしていると、運が良くなるということであります。

これは何故かというと、勢いが出るからです。
勢いは非常に重要です。
ナポレオンも勝敗の80%は実力よりも勢いで決まると言っていますが、
勢いを簡単にイメージするとすれば、渦でしょう。
台風やハリケーンみたいな感じです。

それで、自分の強みとは何か?を知ることが重要ですが、
ドラッカーによれば、ほとんどの人間は自分の弱みは知っているが、
強みをは知らないそうである。

では、どうやって自分の強みを知るかというと、
残念ながら「適性検査」や「得意分野」「やりたいこと」では判らなくて、
「しなければならないこと」に強みがあるそうである。


つまり、ビジョンよりもミッションに生きることこそ、
自分の強みを生かす生き方だということなのです。


更に重要な事は、
ミッションに生きる者は、弱み(人生の苦難・災難)も消えるということなのです。

□参照:頼まれ事は試され事



私は以前、ドラッカーの話は、東洋思想であり、カバラ思想であると書きました。
それはドラッカーの理論は、
「PDCAサイクル」や「80:20の法則」「徳の効用」などですが、
まさしくカバラ思想と東洋の思想の融合なのですよ。

なぜドラッカーがこのような雄大な思想を思いついたのか?
実は疑問なのです。

言えることは、ドラッカーの理論は決して思いつきでは無いということです。

実のところ、彼の思想の背景に父親の存在があるのです。
ピータードラッカーの父親は、ドイツの大学教授でした。
そして彼の父親は、フリーメーソンの最高位のグランドマスターでした。

フリーメーソンのグランドマスターが誰であるかは、一般には明らかにされませんが、
ドラッカーがグランドマスターである父の影響を強く受けたのは事実でしょう。

仮にドラッカー自身がフリーメーソンのグランドマスターで無くても、
彼の理論を勉強すれば、カバラ思想を理解することが出来ますので
真理を探究する者は決してピータードラッカーの理論を無視することは出来ません。

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この記事へのコメント

さんちょう
2019年03月05日 23:27
エイジさんの過去の記事で、「至誠の者は鬼神よりも強し」とゆう言葉が大のお気に入りになりました。この至誠の気持ちこそがミッションであり、強みになるのではないでしょうか?
ららあ
2019年03月11日 20:06
3/11ですね。
日本中があの日から、
自分のことよりも周囲の人や事にあたり
何かの役目を引き受けることを選んだ日でしたね。

やらねばならない任務はやるしかない

そんな覚悟をもってすれば、
例えば依存体質な人、利用しようとする人の無理な頼みも蹴散らしてしまう気がします。
かな
2019年03月11日 23:31
記事をいつも楽しみにしています。私は子育てに奔走中でミッションに生きています。が、何もしたくなくなる時があります。家庭内は円満なはずなんですが。性格のせいですか?
2019年03月13日 21:20
確かに
至誠の気持ちになれる時はブレなしでミッションですね>さんちょうさん

なるほど。
仏教ではそれを金剛心といいますが
至誠に通じることですね。ミッションは深いです。>ららあさん

10年後に振り返ればミッションだったと判ると思います。>かなさん

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