二度あることは三度ある法則

チェスや囲碁はすでに人間はコンピューターに勝てない。
将棋はまだ結果が出ていないようであるが、将棋もコンピューターに勝てなくなる。

コンピューターがなぜ強いかというと、言うまでもなく「運があるから」でも「勢いがあるから」でも無い。
過去の「勝負のデータ」がすべて記憶され、必ず勝てる「形」になると間違えないからである。
なぜ間違えないかというと、ゴールから逆算しているからである。
つまり、コンピューターはカーナビのように空から位置を見てる。
だからゴールから逆算できるということである。

これは何を意味しているのかというと、
勝負に運は関係ないという証明である。

では、勝負に何が必要かというと、「過去データ」である。
過去のデータにより、運や勢いなどという不安定要因など無視し
誤差なく最善なる結果が導き出されるのだ。

AIの戦略を人間の戦略、例えば恋や仕事にも活用してみよう。

例えば、私が恋の戦略を練る場合、ハウツー本や成功者の体験を参考にするよりも、
過去の自分が恋に成功したパターンを知り、それを踏まえて戦略を練ることであるし、
ターゲットの相手の恋に落ちたパターンを知ることである。
心理学傾向よりも、個人的な特性で二度あることは三度あるのです。

さて、恋の成功パターンといえば、最近こんな事例があったので紹介しましょう。

工場が人手不足で忙しく、なかなか求人も集まらないので、
現在のパートさんから社員になってくれる人はいないかと思いました。

それで、リーダー(男)に相談したら、

「パートは楽で給料もまぁまぁだからね。
賭けても良いですが、誰も敢えてブラックな社員に為らないですよ。」

と言われました。

しかしながら、撃沈覚悟で声をかけたのです。
やはり、結果は惨憺たるもので、リーダーの言うように
誰も社員になってくれなかったのであります。失恋みたいなものです。

ところが「ある事件」がきっかけで急に社員になる女性が増えたのです。

それは、ボーナスの査定なのですが、工場を知らない営業本部長が
臨時的に工場の責任者になり、「データ」だけを基にして女性を査定してしまったのです。
データというのは、有給消化率とか残業時間とか休業・遅刻回数です。
その結果、一番若い女性が査定トップになり、ベテランが下に成ってしまった訳です。

もちろんベテランからかなりの「苦情」がありました。

苦し紛れに「現場の上司は高評価だったけど営業本部長が最終査定したみたいでね」と
事実を説明し責任転嫁しました。「知らんがな」みたいな感じですね。

「納得できないのは、あの子(後輩)より私が評価下ということですがなぜですか?」

「たぶん、貴女は残業協力無しでしたが、彼女は3回協力したからでは無いかな?」

「残業の方が経験よりも優遇されるのですか?信じられないです。」

なんやかんやでその後、そのベテランは社員に成りたいと立候補しました。
立候補に、私もリーダーもびっくりしました。
しかも、彼女が社員になると立候補したら、
次々と同年代のベテランさんが社員にならせて欲しいという始末。

今回、私が判ったことは、「女性は女同志競争させると必死になる」ということです。
これは女性にとっては、非常に強力なモチベーションになるようです。
女性を意のままに操る最上の方法は、女性同志を本気で競わせることである。

アメとムチならば、女性に対する優しさはアメで、競わせることはムチでしょう。

今回大きな発見をしましたが、それは、女性を動かすには、
特に恋には双頭戦術が有効であるということです。

参照:□戦略は武器商人に学べ

さて、麻雀はゲームの内容から考えると、
絶対にコンピューターには勝てないゲームである。
しかしながら、実際に勝負すると人間が勝つのです。

なぜかというと、人間はイカサマをするからです。
イカサマする人間に、コンピューターは絶対に勝てないということです。

麻雀のプロとは実はイカサマのプロであり、イカサマも「麻雀」なのです。
だからイカサマも超一流の桜井章一郎は無敗なのです。

コンピューターはイカサマはしないし出来ない。
イカサマとは何かというと、勝つために手段を選ばないことです。
コンピューターはデータ解析はしますが、手段を選ばないイカサマはしません。

英国の諺で、「戦争と恋は手段を選んではいけない」とありますが、
この格言には誤解があり、そもそも目的の為に、手段を択ばないのは
人間の特性でありまして、恋の為に手段を択ばないような不埒な人間こそ、
理想の人間であり、AIに負けない人間なのです。


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この記事へのコメント

玉女穿梭
2019年01月29日 06:16
さすがだわ
Jane
2019年01月29日 12:09
女性同士が戦う…

大したことのない男でも、愛人と本妻がバトルする、みたいな感じですかね。

側から見ると、そんなイタい男の取り合いしてくだらないなっていうケースがあるので。

その手で男はまた愛人を作るのでしょうね。
ブルー
2019年01月29日 13:17
昨年私がバイトしてた先は、社員女性が定年するとパートになります。ものすごいベテランさんたちです。昨年会社のトップが変わり、トップが「ベテランも新人も同じパートだから」と言ったんですよ。ベテランのお姉さんたちの放つ良くない波動がw

女の人って団結力もありますが、自尊心傷つけられると、豹変しますよね。
なんてこと言うんだ?と思いました。w
オレンジ
2019年01月29日 20:42
今回の記事とは無関係で恐縮なのですが、ご相談させて頂きます。
私もエイジさん同様に製薬業界で働いています。
去年の秋に転職しましたが、面接のときに勇気がなくウィッグを着用していることを申告できず黙って入社したので、冷遇を受けています。
(入社時健康診断は問題ありませんでした。)
試用期間から無事本採用になりましたが、同僚から「詐欺だ」と陰口も叩かれ不信感を持たれていて、会社に馴染めません。
それでも、エイジが提唱されています波動の法則は私にも適用されるでしょうか。
想い描く未来は、引き寄せられるでしょうか。
こんな私にアドバイスを頂けましたら幸いです。
コツナ
2019年01月31日 14:03
はじめまして
わたくしも今回の記事とは無関係で恐縮なのですが、ご相談させて頂きます。
私は60代で墓守最後で独身です
先祖の墓は文化財で私が亡くなればお寺が管理していくかどうかはまだ話し合っていません
私はこのお墓に入りたくありません
自分の好きな場所想い入れがあるところのお寺を望んでいます
分骨は良くないときいてますし嫌な感があります
お墓を購入するのですが 墓石はたてておくものでしょうか?
更地でもかまわないのでしょうか?
宜しくアドバイスをお願い申し上げます
ジョー
2019年01月31日 16:17
真面目にやってても、横から取られたりはめられたりしてうだつの上がらない私はコンピューター男なんでしょうね。
イカサマに弱いというのか。
この記事で敗因がわかりました。
ジョー
2019年01月31日 16:18
真面目にやってても、横から取られたりはめられたりしてうだつの上がらない私はコンピューター男なんでしょうね。
イカサマに弱いというのか。
この記事で敗因がわかりました。
さらら
2019年02月04日 22:31
いつも素晴らしい記事をありがとうございます!
至誠を全うしようとする最中に、手段を選ばない人間と戦わなければならない時(どうしてもいなせない時)、何を鍛練すればかわせるのでしょうか。
2019年02月09日 17:47
女同志の競い合いは男が思っているより凄いというか
本能ですね>Janeさん

女に恨まれると絶対悪いことが起きます>ブルーさん

悪い時は良い方にフォーカスすると
もっと切なくなる場合は、もっと悪いことにフォーカスすると
現象が気にならなくなり波動が良くなることがあります>オレンジさん

先祖の墓は文化財とはすごいですね。
お墓は更地の方が良いみたですよ。>コツナさん

それはそれで良いではないですか?>ジョーさん

理不尽な戦いの意味は覚醒の手段ですよ>さららさん
オレンジ
2019年02月12日 21:57
私の条件にも波動は適応されるのですね。
ありがとうございます、エイジさん、。

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