日本で勝ち抜く強者の共通点

今回は私が感じる日本の性質について書こうと思う。

私は多くのアジア諸国やアメリカや欧州を観て感じるのは、
日本はどこの国にも属さない不思議な違和感があるということです。

それは具合的に言うと、
紙と木で出来た箱庭みたいな世界である。

日本人も紙人形みたいで、皆規則正しく、同じような雰囲気を持っている。
外国人のように個人の異質感というものがまったく無い。
どこか同じなのです。それで、何が同じかというと
人間が紙で出来てるということ。
それは、神道の形代みたいな感じである。

つまり、私が感じる違和感というのは、日本には現実味が無いということである。
日本はすべてが霊界のような半霊半物質の世界である。

日本が戦後や震災があっても短時間で復興することは
諸外国の人々から「奇跡!」だと言われますが、実はそんなのは当たり前で、
なぜなら、もともと紙と木で出来た箱庭世界だから簡単に壊れるし、簡単に復興するのです。

全てが同じ種類なので異質の者は日本では排除されます。
具体的に言うと、紙や木で出来ている分際で自分を紙と思っていない者が排除されます。
しかしながら、日本でどのような者が幅を利かせるか?リーダーになるか?
というとこれも面白いことですが、異質の者なのです。
但し、紙や木で出来た異質の者では無く、
紙や木を燃やす「火」の性質を持った者、
或いは紙や木を傷つける「金」の性質を持った者である。
日本では、火のような情熱や信念を持って邪魔者を焼き尽くす者が賛美されます。
逆に周りの顔色を覗って要領の良い者は嫌われます。
やや強面で図々しい者のほうが生きやすい世界です。
遠慮がちでおどおどしてる者は生きにくい世界です。

因みに、私は以前は白色の大衆車に乗っていましたが、
その時は、路上で嫌がらせや理不尽な圧力を感じましたw
割り込みはほぼ無理でした。

しかしながら、今はヤクザまがいの黒塗りの高級車に乗っていますが、
路上で皆が優しく私を優先してくれます。
割り込みせずとも「どうぞ!」と入れてくれます。

私の友人はベンツに乗ってますが、
日本では、軽自動車とベンツではまったく周りの対応が違うらしい。

いわば、日本ではなんとなく「力」を持った者が尊敬され
大衆に迎合する者は軽んじられる悲しい社会であります。

力とは、偏差値です。

従って、日本では政治家は軽蔑され、高学歴の者は尊敬されます。
将棋の名人や麻雀の名人が先生と呼ばれ、
ヤクザの親分が人生相談するのが日本なのです。
その道を極めた名人の人生論に耳を傾けますが
偏差値が明確で無い政治家や金持ちの話には耳を傾けません。

これは理不尽だけど事実なのだ。

それで、偏差値も高く無く、ヤクザにも成れず、
イケメンでも無い君が日本で尊敬されて平穏に生きることを望むならば、
「一生懸命な人」というイメージを持たれる事がもっとも重要である。

一生懸命な人は、
紙と木で出来た箱庭の日本では
もっとも有効で好感度の高い人物像です。


一生懸命なイメージは日本では、もっともカッコいいし最強な戦略なのです。

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この記事へのコメント

ボロン
2018年01月30日 22:36
足の速い者が人気者なのは、一生懸命だから!とか謙虚=一生懸命とは過去にエイジさんの記事でありましたね。
一生懸命というのは弱者がメジャーになる最善の手段でしょうね。
なつ
2018年01月31日 23:07
一生懸命な力持ちになりたい(´^ω^)
田布施システム
2018年02月01日 16:22
いつも楽しく拝読しております。僭越ながら「一生懸命」ではなく「一所懸命」だと思います。
さんちょう
2018年02月02日 13:34
う~む、これはかなり興味深い考察ですね。
日本は神の国であるゆえに=紙なのでしょうか? 

最近用事で毎月東京へ行くことが増えたのですが、あれだけ人がいる場所にも関わらず道行く人々が何かみな同じに見えるときがあります。電車に乗ればほとんどの人はスマホいじってますしね。
Komachi
2018年02月02日 14:16
エイジさん、こんにちは。
今週は皆既月食で感動でした。

日本の性質の考察、ユニークですね!

>人間が紙で出来てるということ。
それは、神道の形代みたいな感じである。

これを見たとき、昨年トラヴィス・ナイト監督が製作した米アニメ映画がよぎりました。この方は、あのナイキ創業者のご子息で、ストップモーションアニメ製作会社の経営者、しかもアニメーターという異色のCEOです。
アニメ映画の主人公は、三味線を弾きこなし、バチで折り紙を操ります。折り紙はまさに "神道の形代" でした。ちなみに、ストップモーションは人形や小道具を一コマずつ動かして膨大な時間をかけて作るので、気の遠くなるような作業行程です。それを米の御曹子がクリエイターになっても製作するんです。きっと彼らの目には日本文化が「形代の美」として見えたのかもしれませんね。

私、思うのですが、
あの壊滅的な戦後を復興できたのは、"このまま終わってたまるか!やってやる!" と立ち上がった強者がいてくれたから。もしあの時代に、"終わった…どうせやってもダメ…" と全員で腐っていたら今どうなっていたのか…

腐るか、立ち上がるか。
生きる道はどちらかしかない。今も同じですね。

>一生懸命な人は、
紙と木で出来た箱庭の日本では
もっとも有効で好感度の高い人物像です。

そうですよ。やっぱり、人の力とは出しきるようにできてるんですよね。出し惜しんだらいけないんです。
ボイラーマン
2018年02月02日 14:35
没個性が日本人!でありながら権力には弱い
人に合わせながらブランドには弱い!
面白い考察ですね
六条
2018年02月02日 22:32
私は一所懸命だから業績は高いけど好感度は低いですねw
この文脈に合うのはあえて一生懸命ではないのかな。
ところで最近、意識か無意識か女性のほうれい線と頬骨が気になる。
頬骨の高い女性は横顔美人であり、無防備な横顔からは魂レベルまで感じ取れる。
そんな彼女等は横からでも視線を返してくる。
そして一生懸命に働いてくれる。
2018年02月03日 13:39
謙虚=一生懸命=カッコいい ですよね>ボロンさん

大国主命がまさに一生懸命な力持ちです>なつさん

確かに一所懸命が正式みたいですね。でも自動変換では一生懸命しかでないです。>田布施システムさん

やはり神国なので紙人形的なのだと思います>さんちょうさん

日本は破壊と復興が付いて回ります。
これは前にも書きましたが、
ご神体である大国主命の人生が日本国の雛型だからです。>Komachiさん

日本は権威に弱いのです。
しかしながら権力には強いw>ボイラーマンさん

一説によると本来の一所懸命を一生懸命に変えてしまったのは
NHKらしいですが、私個人は、NHKは好きではありませんけど、
一所懸命よりも一生懸命に生きたいです。>六条さん
ゆーだい
2018年02月06日 00:47
エイジさんのブログ今日はじめて見つけてとても面白い記事がたくさんあり、読みあさっています!
質問なのですが、記事によく出てくる新月の魔法について書かれている記事はどの記事でしょうか??教えてくだされば幸いです。
Komachi
2018年02月07日 22:21
エイジさん、
>大國主命の人生が日本国の雛形だからです。
この一文はすごく信憑性ありますね。

いつか、エイジさん流の "ニギハヤヒ命の考察" が知りたくなりました。私は理系脳じゃないからかロジックが今一つで……
いつからかな、興味をそそられ…今はライフワークみたいになりました。
エイジさんが興味ありましたらぜひ、よろしくお願いします!
2018年02月12日 14:59
トップにあるブログ内検索で新月の魔法と検索してください。
私のブログの中で新月関係がすべて検索できますよ。
ちなみに私も使ってますw>ゆーだいさん

饒速日命ですか!
愛知の真清田神社は饒速日が祭ってありますよ>komachiさん
Naomi
2018年11月04日 14:39
数年前に偶然に拝見した、強気に関する記事がずっと頭に残っており、最近またエイジさんのブログを拝見させてもらってます。紙でできてるみたいな日本、なんだか納得。退屈と不安を感じる日なんかは、どうして皆んなこんな人生を続けていけるんだろうって真剣に考える時もあります。そしてまた忙しくなると忘れちゃうんですけど。

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