余剰在庫から貧乏の波動が出る

私は製造業に従事していますが、在庫というのは非常に悩ましい問題であります。
「どうせ売れるのだから1年分いっぺんに作った方がコストダウンではないのか?」
と製造業者は思いがちである。
なんで適正在庫維持の為に残業する必要あるんじゃ!みたいに思います。

しかしながら、経営コンサルタントの先生や社長は、
「とんでもない話だ。必要なモノだけを必要な時に作るべきである。」と言います。
そこで製造業は反発します。
「そんなの手間じゃないのか?逆にコストアップだ!」

さて、どっちが正解でしょう?

実は、答えは明確でして、
コンサルタントが正解で、製造業の説は間違いなのです。

そこで理由はなぜ?というと、経営的には、
① 無駄な資金を使う(在庫金額)
② 無駄な場所を使う(在庫置き場)

となりますので、

「そんな理由ならば、どうせ売れるのだから、一度に作れば良いではないか?
何度も作れば、人件費や電気料金の方が無駄じゃないのか?」

という疑問も生じて来ます。

しかしながら、やはり違うのです。
在庫を持たない方がリアルに、売り上げも上がるし儲かるのです。

なぜかというと、実は経営学の理由が違うのです。
本当の理由は、
余剰在庫を持つと在庫の山から貧乏神の波動が発生する。

笑ってはいけませんよ。

必ず儲かってる企業は、余剰在庫を持たないように努力している企業です。
余剰在庫にルーズな企業で儲かってる企業は有りません。必ず傾きます。
ですから、無駄なように思っても余剰在庫を一個でも減らす努力が大切なのです。

どうせ汚れるから掃除しないとか
どうせ死ぬから努力しないとか
そういう考え方は波動的にはアウトなのです。
気合を入れないと、確実に人生ジリ貧になります。

繁栄する企業が、在庫を少しでも減らすように切磋琢磨するように
個人の人生においても日々自己鍛錬し切磋琢磨しなくては幸せは有りません。

禅宗の僧が毎日、庭の草を抜く修行があるのですが、
「なんで草抜く必要あるの?どうせすぐ生えるのに!」と思いがちです。
しかしながら、実は、自分の修行の為に草を抜くのですね。

つまり、草は煩悩であり、抜いても抜いても沸き起こる草こそ己の煩悩であり、
絶え間なく草を抜くことによって自分の心の煩悩と向き合うことになるのです。

この自己鍛錬という姿勢によって、
一見、無意味で退屈と思われる草抜きが徳となる訳であります。

参照:善因善果の正しい解釈

このような話は当然ながら、他にも多くあります。
例えば、米国は合理的な国のように思われますが、
ウォルマートなどの小売業には、次のような「繁盛のルール」があります。

① 床の輝きと売り上げは比例する。
② 室温が低い店程、売り上げが多い。


などは、在庫の話と同じで、波動の話なのです。

もしも貴方が、あらゆる問題に対し、正解が知りたいのならば、
あらゆる現象を波動で考える習慣が非常に重要である。

波動には種類があり、
波動によって効果が違います。

いわゆるお金が寄って来る波動があれば、名誉が寄って来る波動があるのです。
そして、波動は必ず行動に付いてきます。行動があって波動が生じ、
人生に効果が出るのです。

私の研究によると、孔子の徳こそ波動=行動の説明として最適であります。

孔子の徳について効果を分類をすると 次のような傾向があります。

お金=義
参照:必ずお金持ちになれる方法

出世(名誉)=礼
参照:部下をお客様と思えば9割うまくいく

子孫繁栄=親孝行
参照:親が喜ぶ話

ツキ(強運)=至誠
参照:至誠は神と等しい力を発揮する

お金が欲しいのなら、義理人情に徹底しなさい。
出世や他人から慕われたいのなら、謙虚で礼儀正しくしなさい。
子孫の繁栄を望むなら、親孝行をしなさい。
ツキが欲しいのならば、利己主義を捨てて大義の為にのみ生きなさい。

もし貴方が、「子供が幸せになれるかな?」と不安に思い、
「どうすれば子供が幸せになれますか?」と問うのならば、
親孝行をすれば必ず幸せになれます と私は答えます。

そして逆に、「なんで私は貧乏なの?」と思うならば、
人生のどこかで不義理をしてるからです。

世の中を理屈や数字で考えることは、非常に賢いように思いますが、実は愚かなのです。
目に見える物体や現象は、単なる結果に過ぎないのです。

例えば、学校や会社で嫌な奴がいるとするしましょう。
実は嫌な奴が存在するから君が不幸なのでは無いのです。

君が嫌な奴を引き寄せる波動を発しているから嫌な奴が存在するのです。
故に、嫌な奴を改心させるのが重要ではなく、
君の波動が変われば、嫌な奴も消えてしまうということです。


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この記事へのコメント

sana
2017年12月12日 23:16
いつもありがとうございます。

物事の基準は波動!と言うことでしょうかね、買う・買わない、やどちらを選ぶかも波動を元にすれば良いのでしょう(どうやって見分けるかは別として)

ところで、②室温が低い店程、売り上げが多い。がどういう事かよく分かりませんでした。
例え冬でも室温低めの寒い店の方が良いって事ですか?
暖かい店はダメなんでしょうか・・
それは自分の部屋にも言えることなんですか(質問ばかりですみません!)
himiko
2017年12月12日 23:22
私の会社では最近余剰在庫について議論が出てたのですが、コレを読んでよろしくない!と思いました。思ったところで平社員はどうも出来ないんですが…

ところで、「好きな人と結ばれるには?」と質問したら何と答えて頂けるのでしょうか?
さんちょう
2017年12月13日 13:39
こんにちは!
今回も大変勉強になるお話ありがとうございます。
例えば自宅でもいらない封書や書類、食器や服、雑貨等を溜めこむとそこから貧乏波動が出て家が貧乏や不幸に陥りやすくなるのですかね? 僕は最近いらない物を躊躇なく処分しています。
marika
2017年12月13日 23:41
「余剰在庫から貧乏波動が出る」
これ、斎藤一人さんの本で全く同じ言葉が載ってますね。
kei
2017年12月13日 23:48
いつも素晴らしい記事ありがとうございます。迷いや悩みがある時はエイジさんのブログを検索して記事を読み漁ってます。普段はROMなんですが毎回クオリティの高い記事に感動しコメント致しました。今後とも更新楽しみにしております。
カコ
2017年12月14日 20:25
エイジさん、こんばんは~。

私も「断捨離」しておりますよ~。
家の中にある不用品は徐々に処分して、すっきり暮らしたいものです。
特に洋服ですね。女性は貯め込みがちなので注意。
処分といっても、リサイクルショップに持ち込むとか
人に譲るとかして、無駄にしないようにしております。

企業の在庫も、今は順調に売れていても、何かのきっかけで
計画通りに売れずに、不要になるかもしれないものを持つのは
大きなリスクだと思う。

「旬のもの」だけを所有するのがいいのでしょうね♪
フエツ
2018年04月22日 19:55
昔、シェアハウスにいたことがあるのですが、その時に僕の部屋は、余分なものを一切おかず、床は常にピカピカにする。ということをしてたことがあります。
そうすると、明らかにほかの部屋と空気が変わっていて、それは同居人も認めるところでした。清々しい空気というかエネルギーがフッとはいる感じというか。
エイジさんの記事を読んでその頃のことを思い出しました。

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