詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない
最近、ジャパネットタカタ創業者の髙田明さんの対談を読んで面白かったのですが、
髙田社長の凡人と違う点は、朝から晩まで「100%熱中できる人」という点でしょう。
彼は、大学生の頃は「英会話」に熱中し、
商売を始めてからは、「販売術」に熱中したそうです。
例えば、カラー写真が出来た時に、夜遅くまで鹿児島で宴会の写真を撮影し、
三時間かけて長崎に戻って、現像し、
徹夜ですぐに鹿児島に戻って朝に写真を売ったそうです。
幸いにも、飛ぶように売れたそうでありますが、
残念なのは、長崎に帰る途中で居眠りして、
事故をして儲けが無くなったことらしい。
それでも懲りずに「儲け」を模索した結果が現在のジャパネットタカタである。
「熱中する」というか「熱中できる」というのは、
精神病の「パラノイア(偏執狂)」と紙一重ですが、間違いなく成功者の共通条件であり、
芸術家の共通条件でもあります。
ビルゲイツ、ロスチャイルド、ジェフリー・プレストン・ベゾス等の大金持ちは
「パラノイア(偏執狂)」である。
若い頃のロスチャイルドの逸話で、新札の匂いを嗅ぐと
「虚空にバラの花が咲いたようにうっとりした」と書いています。
それで、毎夜金庫を開けて新札の匂いを楽しんだと言います。
この話が凄いと思うのは、彼が毎日お金持ちになる夢想に耽ったとか
何かを買いたくて頑張ったのでは無くて、
パンティ泥棒のように、匂いに固執したという事です。
「お金を儲けよう」と頑張るのは凡人ですが、
「お金の匂いを嗅ぐと腰か砕ける」は変質者である。
そして変質者がお金を引き寄せる。
ロスチャイルドは、三度の飯より、綺麗な女よりも、新札の匂いが好きだったのです。
「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」とは、
文豪ヘルマンヘッセの13歳の時の言葉ですが、
私は、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
と思える人は、必ず●●に成れると思います。
私の知り合いですが、
「若い頃に色んな夢を持てと聞いて考えたけど、
俺は、とにかく多くの女とセックスしたいという願望しか思いつかなかった。」
と自嘲気味に語る男が居ました。
彼は、「お金と女なら、絶対女!出世と女なら絶対女!
好きな女とセックスする以外に幸せを感じられない。」
という非常に分かりやすい男ですが、実際に彼は現在でも、
リアルに女が絶えることが無い生活をしていますし、
お金もあるし、仕事も順調である。
そもそもお金が無ければ、女道楽出来ないですから、
副作用でお金も引き寄せたと思います。
これはエンスージアムの法則の発動ですけど、
「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」と思えるというのは、
成功者の共通の才能です。
ですから、「金が欲しい!命よりも欲しい!」と思えれば、
必ず金持ちに成れるし、
「社長になりたい!他には何にもなりたくない」と思う人は。
社長に必ず成れると思うのです。
成功に大事な事は、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」という●●を
自問し、それを自覚することなのだ。自分のパラノイアを発見することです。
自分のパラノイアを正直に突き進めば、他のすべても願望成就の副作用で整うのです。
ちなみに、ヘッセがその言葉を残した背景には、
彼の叔父が声楽家になりたいと欲し、仕事を辞めて声楽家の道を進んだのですが、
数か月で才能が無いことに気づき、元の職場に戻ったという事例があって、
ヘッセは自分は絶対にそうはならない。
たとえ死しても飢え死にしても元の職場には戻らないと決心するのです。
このモチーフはヘッセの名作である「車輪の下」で書かれていますが、
この小説は、芸術家の資質について書かれていると私は思うのです。
つまり、芸術家とは、「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
という人物で無くては為らないし、詩人に成れないから本当に死んでしまうような
人物で無くては、虚空に花を咲かすような詩は書けない。
とヘッセは語る訳であります。
つまり、「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
という気質は、一般的には変人範疇ですが、それは
本物の「芸術家が持っている重要な素質」であるとヘッセは覚醒し
自ら徹底し芸術家として大成したのです。
そして、人生も、一枚の絵だと思うのですが、
人生という名のキャンパスに好きな夢を描くには、
誰しも芸術家の素質を持たねばならないのです。
だから、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
と思える人は、芸術家であり、自分のパラノイアを徹底すれば、
必ず虚空に美しい花が咲かせられるでしょう。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
髙田社長の凡人と違う点は、朝から晩まで「100%熱中できる人」という点でしょう。
彼は、大学生の頃は「英会話」に熱中し、
商売を始めてからは、「販売術」に熱中したそうです。
例えば、カラー写真が出来た時に、夜遅くまで鹿児島で宴会の写真を撮影し、
三時間かけて長崎に戻って、現像し、
徹夜ですぐに鹿児島に戻って朝に写真を売ったそうです。
幸いにも、飛ぶように売れたそうでありますが、
残念なのは、長崎に帰る途中で居眠りして、
事故をして儲けが無くなったことらしい。
それでも懲りずに「儲け」を模索した結果が現在のジャパネットタカタである。
「熱中する」というか「熱中できる」というのは、
精神病の「パラノイア(偏執狂)」と紙一重ですが、間違いなく成功者の共通条件であり、
芸術家の共通条件でもあります。
ビルゲイツ、ロスチャイルド、ジェフリー・プレストン・ベゾス等の大金持ちは
「パラノイア(偏執狂)」である。
若い頃のロスチャイルドの逸話で、新札の匂いを嗅ぐと
「虚空にバラの花が咲いたようにうっとりした」と書いています。
それで、毎夜金庫を開けて新札の匂いを楽しんだと言います。
この話が凄いと思うのは、彼が毎日お金持ちになる夢想に耽ったとか
何かを買いたくて頑張ったのでは無くて、
パンティ泥棒のように、匂いに固執したという事です。
「お金を儲けよう」と頑張るのは凡人ですが、
「お金の匂いを嗅ぐと腰か砕ける」は変質者である。
そして変質者がお金を引き寄せる。
ロスチャイルドは、三度の飯より、綺麗な女よりも、新札の匂いが好きだったのです。
「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」とは、
文豪ヘルマンヘッセの13歳の時の言葉ですが、
私は、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
と思える人は、必ず●●に成れると思います。
私の知り合いですが、
「若い頃に色んな夢を持てと聞いて考えたけど、
俺は、とにかく多くの女とセックスしたいという願望しか思いつかなかった。」
と自嘲気味に語る男が居ました。
彼は、「お金と女なら、絶対女!出世と女なら絶対女!
好きな女とセックスする以外に幸せを感じられない。」
という非常に分かりやすい男ですが、実際に彼は現在でも、
リアルに女が絶えることが無い生活をしていますし、
お金もあるし、仕事も順調である。
そもそもお金が無ければ、女道楽出来ないですから、
副作用でお金も引き寄せたと思います。
これはエンスージアムの法則の発動ですけど、
「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」と思えるというのは、
成功者の共通の才能です。
ですから、「金が欲しい!命よりも欲しい!」と思えれば、
必ず金持ちに成れるし、
「社長になりたい!他には何にもなりたくない」と思う人は。
社長に必ず成れると思うのです。
成功に大事な事は、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」という●●を
自問し、それを自覚することなのだ。自分のパラノイアを発見することです。
自分のパラノイアを正直に突き進めば、他のすべても願望成就の副作用で整うのです。
ちなみに、ヘッセがその言葉を残した背景には、
彼の叔父が声楽家になりたいと欲し、仕事を辞めて声楽家の道を進んだのですが、
数か月で才能が無いことに気づき、元の職場に戻ったという事例があって、
ヘッセは自分は絶対にそうはならない。
たとえ死しても飢え死にしても元の職場には戻らないと決心するのです。
このモチーフはヘッセの名作である「車輪の下」で書かれていますが、
この小説は、芸術家の資質について書かれていると私は思うのです。
つまり、芸術家とは、「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
という人物で無くては為らないし、詩人に成れないから本当に死んでしまうような
人物で無くては、虚空に花を咲かすような詩は書けない。
とヘッセは語る訳であります。
つまり、「詩人になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
という気質は、一般的には変人範疇ですが、それは
本物の「芸術家が持っている重要な素質」であるとヘッセは覚醒し
自ら徹底し芸術家として大成したのです。
そして、人生も、一枚の絵だと思うのですが、
人生という名のキャンパスに好きな夢を描くには、
誰しも芸術家の素質を持たねばならないのです。
だから、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」
と思える人は、芸術家であり、自分のパラノイアを徹底すれば、
必ず虚空に美しい花が咲かせられるでしょう。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
この記事へのコメント
なりたいものが判らない場合は、こうなったらヤダを考えて>sanaさん
パラノイアには見られたくない、怖がっていた頃の自分を思い出します。でも生きたい道で、なりたい自分を成就させるには絶対必要な資質ですよね。
>成功に大事な事は、「●●になるか、さもなければ、 何にもなりたくない 」という●●を自問し、それを自覚することなのだ。自分のパラノイアを発見することです。
まさに!
先日、猟奇殺人の映画が苦手で食わず嫌いだった韓国の映画、『哭声- コクソン』を見ました。日本の國村隼さんが抜擢されて話題になりましたが。2016年カンヌでもいちばん話題をさらったのはこの鬼才の監督だったそうです。映画はなんと、新約聖書をメタファーにしたとても上手な映画でした。本当に上手い…! 案の定ハリウッドメジャーからリメイクのオファーが。
"鬼才"と呼ばれる人とは、やはり、
>本物の芸術家が持っている重要な素質
を持った人を言うんですよね。
私も自分のパラノイアを発見し、花を咲かせたいな… と胸に響くブログでした。
エイジさん、ありがとうございます!
なんかエイジさん的な記事っていう気がする。
パラノイア、、、、、なのかどうかはともかく、
目指すものが内側から湧き上がる感じっていいですね。
多かれ少なかれ、皆あるんでしょうが、
それがどこで顕在化するものか、、、かも?
私も目指したいです!!