どんな願いが叶うのか?

始皇帝を調べていて、思ったのですが、
この世で最も幸せな人は、始皇帝のように自分の栄華を極めた者では無く、
自分の大切な周りの人が幸せで、それで自分が幸福を感じる人であろう。


実際、始皇帝は決して幸せでは無かったし、
死ぬのを恐れていたので、不老不死の薬を求めて、
除福を日本に派遣したし、死後も軍団に守られるように苦慮し、
自分の体が腐らないように水銀でお墓を満たしたのである。

実は、『自分の愛する者が幸せで、それを見て楽しみたい』という考えは、
旧約聖書の神が人間を造った動機である。

つまり、それに気づいた私は唐突に祈りが叶う方法が判ったのですが、
それは、『自分の愛する者が幸せで、それを見て楽しみたい』という祈りならば、
神と等しい祈りだから、絶対に叶うに決まってるのだ。

なぜ欲求があるのか?というと、
それは、貴方に必要だから欲しいのである。
なぜソレが欲しいかというと、
ソレが貴方に必要であるから欲しいのだ。

実は、これは紛れもない真実であり、
必要でないなら欲しいなんて絶対思わないのです。

でも、なぜ必要なのに手に入らないのか?
欲しいのになぜ手に入らないのでしょう。

例えば、「彼女が欲しい」という欲求を考えてみましょう。

「彼女作って何したいの?」と聞くと
「一緒に遊びたい。ラブラブしたい。エッチしたい」と動物的に正直に答えたとしましょう。

「結局、スケベ目的でしょ?」

この発言に誰もが絶句します。
つまり、「そうかも?」と思うからです。

でも、本当は、そうでは無いのです。
スケベが目的なら他の女性でも誰だって良いでしょ?

でも、恋はその人しかダメでしょう?
その人とどうしてもエッチしたいのですよね。

なぜ、その人しか駄目なの?
理由は判らない。しかし、それが恋なのです。

そこで、「どんな精神状態を欲するのか?」を考えると、

「彼女に認められたい」

「彼女を支配したい」

「彼女を思い通りに操りたい」


というように、本質は、
実は肉体的な欲求では無く、必ずメンタルな欲求が存在することに気づくでしょう。

享楽的や物質的な欲望であっても、必ず根元には、メンタルな欲求が存在するのです。

なぜ彼女が欲しいのか?

本当は、彼女とエッチしたいのでは無く、本当は、大好きな彼女を思い通りに操りたいのです。
エッチは思い通りに操れる力の象徴に過ぎないのです。

それで、何故に君の願いがなぜ叶わないかというと、
彼女を思い通りに操りたいと思っているからである。

つまり、欲求が低いところで留まってるからであります。
「彼女とエッチしたい」で留まってるから叶わない。
しかし、正しく望めば必ず成就するに決まっているのである。
正しく望むとは、
「彼女を幸せにして、それを見て自分も満足したい」
という欲求であり、この欲求であれば叶う筈である。
なぜなら、「神の欲求」と等しいからである。
神は、「人間を幸せにして、それを見て自分も満足したい」と願っている。
故に、この欲求が持てるように、貴方の魂が進化したときこそ、
この沸き起こる欲求が貴方に必要な理由であり、欲求が実現するということなのです。


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この記事へのコメント

ナナ氏
2015年12月16日 23:47
他人に関してはあまり思わないですが、自分の家族については本当にそう思います。
いつも笑顔でいて欲しいし、悲しい顔をされると自分の胸も痛みます。
実際、今のところその願望は割と叶ってます。
池田
2015年12月17日 05:40
なるほど、と思いました。でも正しく望むのって難しいですね。
頭では分かっても心から思えないです。

浮気癖が酷い人を治すことって、可能な望みだと思いますか?
未都
2015年12月17日 08:40
えーもうさー、ほんとにエイジさん本出して!
エイジさんが本出さないのはもうすでに罪だよ!
今日の文章も半分読んだ時点でめっちゃ感動しました。
今、2冊ほど本を買って読んでいるけど、
お金返してって感じの内容だし。

娘がミニバスケットをやり始めて、
試合でジャンプシュートを決めたときに
いぇい!って満面の笑顔でガッツポーズをして、
ほとんどスキップみたいに自陣のコートに走って行ったんですけど、
それを見ていた、チームの親たち全員が笑ったんですね。
あまりに素直な喜びように。
その時思ったのは、
ああ、こうゆうのがヘブンなんだなって。
笑顔が見たいっていうのが神の御心。
ごまあざらし
2015年12月17日 12:07
更新ありがとうございます。

今回もためになります。
愛するものを幸せにして、それを見て自分も満足するという境地・・。
まずは愛する者がどうしたら幸せになるか考え、今自分にそれを叶える力があるか判断し、なければその力を手に入れる努力・・ですね。
きのこ太郎
2015年12月17日 23:10
いつも楽しく拝見させていただいてます!
僕は生物学を勉強しながら愛について考えています。今回のお話もとても共感いたしました。
僕は、絶対不変の愛の定義とは命を増やすことであると考えています。地球が愛で溢れているとするならば、弱肉強食や競争がなぜおきるのかと考えると、地球上の多様や命を増やすこと、あるいは少し無機質な言い方ですが、生命の宿った炭素化合物を増やすことではないかと思っています。
炭素はあらゆる生物の体を形作ること、呼吸と代謝によって排出されるものです。愛に生きるとはすなわち、食べ物を粗末にしないこと、目的もなく無駄に呼吸するだけの 時間をなくすこと、新しい命を育むこと、自分の限りある時間を使って周りの大切な人を元気にすること、心が折れないよう支えることであると考えています。
もし人が自信の承認欲求を恋人に求めずに自分自身で満たすことができ、お互いに命を育むために支えあえたなら、日本はもっとよくなると思いました。
カコ
2015年12月20日 10:21
エイジさん、おはようございま~す。

周りの人が幸せであってほしいですよね。
そして、その時のその人の幸せが私と関わりの無いこと、、
であった場合には、自分にできることが限られているのが
ちょっと寂しいものです。
想いがかなって欲しい、と思うのですよ。

幸せであってほしい、、、と皆が世界中の人のために
考えれば、もっと世の中も平和でしょう。
最終的には人類愛までいくようにしたいものですね。
エイジさんも、皆が幸せになれるように
記事を書いて下さっているのでしょう。
どうもありがとうございます。
ノスタルジア
2015年12月21日 21:02
こんばんは☆

魂の進化!またまたしっくりくる表現です。
恋は相手を魅了する力、愛は相手の幸せを考えられる力
その様に捉えています。

これって自分が客観的に見れる余裕がないと無理ですね。
暖かい波動を保てるよう日々精進ですね。

いつも色んな角度からの考察ありがとうございます(^_^)v

エイジさんのブログから沢山の愛情を感じます(//∇//)

この気持ちを私の周りの人達に循環していきます。
愛は循環していかないとね☆
LILITH
2015年12月22日 01:04
始皇帝がなぜ皇帝になれたのか
彼は単純に、戦争のない国を作りたかったからだそうです。

何度か彼は刺客に命を狙われるのですが
「そなたが、この大地より戦を無くし、国民に平和をもたらすと約束するなら、余を殺すがよい。国民の命をすべて救うなら、皇帝の位をそなたに譲ろう」

といい、刺客は去ったといいます。

そして始皇帝の本当の願いは

武力での統治に限界を覚えていたから、

中国が唯一、不老不死の技術を確立し

死の恐怖で世界を制覇するのではなく、
命の技術により中国を世界の中心にすることだったといわれています。
ゆうちゃん
2015年12月23日 07:56
そうですね。神様の心にそった祈りならかなうのですよね。
この人たちは、神様の心にそった祈りで町を変革している証です。やっぱ、御心だから、かないかたが違う!

https://www.youtube.com/watch?v=Dm72AgSlmls

人のことを祈るときは、そういう心で祈ることもできなくはないけど、自分のこととなると、「これは自分の願望か、それとも神様の御心か」と考えてしまいますよね。ほんとうに動機の一つ一つをみていくべきなのですよね~
Jane
2015年12月24日 17:15
エイジさん、こんにちは(o^^o)

愛する者が幸せな事を望んでいるのは自分の主観ではなく愛する者の主観で幸せかどうか、ですよね。

愛する息子が地方に旅立つことを親としては彼の自立を喜ばしく思うのですが、自分のエゴ?は寂しくてたまらないのです。彼の幸せは彼の自立のはずなのに、です。
pinoko
2015年12月26日 23:14
相手にとっての幸せは、私といる事ではなくて他の人といる事であったら、それを応援する心が大切なのでしょうか?
いやいや、私の他に良い相性の人がいるわけがない!私といるのが一番幸せだ。美味しい食事を作ってあげて、住みよい環境を整えてあげる。そして束縛をせず、楽しそうに暮らす彼を眺めながら、私も幸せ・・・で良いのですか?都合よすぎ?
リクーム
2015年12月27日 14:29
初めてコメントさせてもらいます。
いつもブログが更新されることを楽しみに待っております。

今回、更新が遅いですね!
早く読みたいです。
2016年01月02日 10:12
そういう願いは叶うみたいです>ナナ氏さん

自分は可能ですが、他人の浮気癖を無くすことは出来ません。>池田さん

このBLOGが本じゃないのですか?>未都さん

現実的には具体的な戦略が大事です>ごまあざらしさん

魂の進化に伴い、生きる世界が変わると思いますので、
愛に生きることは非常に重要だと思います>きのこ太郎さん

私の文章は、自分自身の覚え書きです。>カコさん
2016年01月02日 10:27
魂の進化は愛の量ですが、それは神と共に生きる生活でしか獲得できないと思います>ノスタルジアさん

始皇帝は今研究していますが、なぜ日本に不老不死のくすりがあると考えたのかという疑問です>LILITHさん

おそらく我欲の願いも神の願いだと思います
問題は光の量を多くすることでしょうね。>ゆうちゃんさん

そういう問題で悩むということ自体が幸せですよ>Janeさん

絶対的な孤独を癒す対象が必要なんだと思います。
それが、自分自身の影であるのならば、追いかけても捕まえられません>pinokoさん

自分自身の覚え書きなので基本的に不定期です>リクームさん

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