CIAの「敵組織をダメにする11の行動様式」
スパイの大きな仕事として、敵国の組織に入り込み、
組織を壊滅させることがあります。
CIAが敵国に潜入して、敵の組織を壊滅させる方法が秘密資料『Simple Sabotage Field Manual』に
書かれており、その衝撃的な内容が2008年に公開されました。
私は、それをシリコンバレー在住の渡辺千賀さんのBLOGから知ったのですが、
非常に興味深いので紹介します。
参照:渡辺千賀さんのBLOG
■ON OFF AND BEYOND
スパイ活動として、敵国の優秀な組織を無能化・生産性を低下させることは、
大きな利益をもたらす活動である。
その具体的な方法は、必ず正論で無くてはならない。
なぜなら、正論こそ、腐敗と衰退の根元であるが、誰もその欺瞞に気づかないからだ。
正論という皮をかぶった欺瞞を以て、組織を腐敗させる方法を以下に示す。
組織をダメにする11の行動様式
1) 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、
と提案すること。
2) 可能な限り案件は委員会で検討することを提案する
委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上が良い
3) 何事も指揮命令系統を厳格に守る。
意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない
4) 組織的位置付けにこだわる。
これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、
より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
5) 前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
6) 文書は細かな言葉尻にこだわる
7) 重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる
8) 重要な業務があっても会議を実施する
9) なるべくペーパーワークを増やす
10) 業務の承認手続きをなるべく複雑にする。一人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする
11) 全ての規則を厳格に適用する
このような人は多く見受けられると思います。
「固い人」とか「間違ったことは言っていない」という評価をされる場合が多いのですが
CIAは「危険人物」と断定します。
又、日本のお役所仕事もこんな感じですよね。
とにかくペーパーワークが膨大になります。
相手に知られないように相手をダメにするのがスパイの仕事である。
CIAの方法は、敵が知らないうちに、
業績を悪化させる方法であり、ライバルを蹴落とす方法、或いは、
上司を失脚させる方法論でもあります。
その方法こそ、「間違ったことは言ってない」ということです。
私は正論を言う者を信用しません。
なぜなら、正論こそ、悪魔の方法論であり、
諸悪の根元であると知っているからであります。
もしも、このような『正論』を振りかざす者が存在したら、
「組織を壊滅させる因子」と考え、躊躇せず排除するか主流から外すべきである。
ちなみに、私の故郷のお隣の岐阜県羽島市にコストコがオープンしたのですが、
開店の前日から行列が出来ていたそうです。
そこで、コストコのマネージャーが、急遽、開店時間を2時間早くしたそうです。
私は、その話を聞いた時、「さすがコストコ!」と感心した訳ですが
なぜそう思ったか?というと、
なぜなら、日本ならそうはいきません。
「誰の権限で?」
「8時に来た人からクレームされない?」
「スタッフも聞いてないよ!準備出来ないので困ります!」
というクレームが安易に想像できます。
そして、そのようなクレームによって責任者が追及される可能性があります。
だからマネージャーは責任逃れで意志決定しない場合が多いと思われます。
しかし、実際には、そのようなクレームを言うようなスタッフこそ、
組織をダメにするということを、誰もが知る必要があるのです。
賢者は決して、正論の軸はぶれてはいけないのです。
本当の正論とは、「大事なのはお客様」であり、
「ルールよりもサービスを重要視」することなのです。
サービスの為には、スタッフのルールは変更されるべきであり
権限とかスタッフは関係ないのです。
日本人は正論に弱く、責任問題を重要視する人が多いのですが、
私は経験上、断じてそのような足を引っ張る因子は排除すべきであり、
排除する強靱な上司こそ善であると確信していますが、
CIAの秘密資料を知って正しさを確信した次第です。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
組織を壊滅させることがあります。
CIAが敵国に潜入して、敵の組織を壊滅させる方法が秘密資料『Simple Sabotage Field Manual』に
書かれており、その衝撃的な内容が2008年に公開されました。
私は、それをシリコンバレー在住の渡辺千賀さんのBLOGから知ったのですが、
非常に興味深いので紹介します。
参照:渡辺千賀さんのBLOG
■ON OFF AND BEYOND
スパイ活動として、敵国の優秀な組織を無能化・生産性を低下させることは、
大きな利益をもたらす活動である。
その具体的な方法は、必ず正論で無くてはならない。
なぜなら、正論こそ、腐敗と衰退の根元であるが、誰もその欺瞞に気づかないからだ。
正論という皮をかぶった欺瞞を以て、組織を腐敗させる方法を以下に示す。
組織をダメにする11の行動様式
1) 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、
と提案すること。
2) 可能な限り案件は委員会で検討することを提案する
委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上が良い
3) 何事も指揮命令系統を厳格に守る。
意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない
4) 組織的位置付けにこだわる。
これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、
より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
5) 前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
6) 文書は細かな言葉尻にこだわる
7) 重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる
8) 重要な業務があっても会議を実施する
9) なるべくペーパーワークを増やす
10) 業務の承認手続きをなるべく複雑にする。一人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする
11) 全ての規則を厳格に適用する
このような人は多く見受けられると思います。
「固い人」とか「間違ったことは言っていない」という評価をされる場合が多いのですが
CIAは「危険人物」と断定します。
又、日本のお役所仕事もこんな感じですよね。
とにかくペーパーワークが膨大になります。
相手に知られないように相手をダメにするのがスパイの仕事である。
CIAの方法は、敵が知らないうちに、
業績を悪化させる方法であり、ライバルを蹴落とす方法、或いは、
上司を失脚させる方法論でもあります。
その方法こそ、「間違ったことは言ってない」ということです。
私は正論を言う者を信用しません。
なぜなら、正論こそ、悪魔の方法論であり、
諸悪の根元であると知っているからであります。
もしも、このような『正論』を振りかざす者が存在したら、
「組織を壊滅させる因子」と考え、躊躇せず排除するか主流から外すべきである。
ちなみに、私の故郷のお隣の岐阜県羽島市にコストコがオープンしたのですが、
開店の前日から行列が出来ていたそうです。
そこで、コストコのマネージャーが、急遽、開店時間を2時間早くしたそうです。
私は、その話を聞いた時、「さすがコストコ!」と感心した訳ですが
なぜそう思ったか?というと、
なぜなら、日本ならそうはいきません。
「誰の権限で?」
「8時に来た人からクレームされない?」
「スタッフも聞いてないよ!準備出来ないので困ります!」
というクレームが安易に想像できます。
そして、そのようなクレームによって責任者が追及される可能性があります。
だからマネージャーは責任逃れで意志決定しない場合が多いと思われます。
しかし、実際には、そのようなクレームを言うようなスタッフこそ、
組織をダメにするということを、誰もが知る必要があるのです。
賢者は決して、正論の軸はぶれてはいけないのです。
本当の正論とは、「大事なのはお客様」であり、
「ルールよりもサービスを重要視」することなのです。
サービスの為には、スタッフのルールは変更されるべきであり
権限とかスタッフは関係ないのです。
日本人は正論に弱く、責任問題を重要視する人が多いのですが、
私は経験上、断じてそのような足を引っ張る因子は排除すべきであり、
排除する強靱な上司こそ善であると確信していますが、
CIAの秘密資料を知って正しさを確信した次第です。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
この記事へのコメント
一般的な正論は机上の空論になりがちですが、それでも世間では一つの基準になるとは思います。
そして各個人ならではの正論という一つの軸があり、さらに何を大切とするかのポイントをわかった上で、一般的な正論だけで立ちゆかなくなった時は柔軟でありたいものです。
ヒーロー気取りな人もいれば、人の足を引っ張る人はドリームキラーと呼ばれてますね。
私も昔、正しい事を言ってるのに、何でこの人のブログは冷たく怖いのだろうか?と近付いて、些細な事で攻撃されてやっと正論はただの隠れ蓑だ、と気付きましたが、痛かったー。
この記事を先に知りたかったです(笑)
陰謀論者とかにもよくいますね。いかにも正論のようで、ヘンなこと言ってる人。
そういう人は、例外なく私生活が不幸そう。そういう策謀者は、なぜ自分が不幸になるようなことをわざわざするのでしょうかね。
お客様は神様です というのは確かに正しいなぁと最近よく思います。
神様なのだから、大事にしないといけませんよね。
媚は売らなくてもいいから。(神様に媚を売るのって何か変ですよね。)
ルールは人が快適であるために存在するので
あくまで「原則」であるべきなんでしょうね。
ルールのためのルールは、人間のためのルールではない。
優先事項をきちんと優先できる組織の方が
すごしやすいはずです。
ルールの歪曲とか、ルールに縛られてしまうって、変ですよね(^^)
体調不良と自治会の仕事と子ども達の世話でしばらくネット見る暇がなかったです(・_;)
息子が落ち着いたかと思いきや、今度は次女が不登校に(T△T)長女も休みがちなので心労が絶えません。
おまけに三女に魔の2才がやってきて・・・ヘロヘロ。
長女も小学生の時に不登校になった経験があり、次女も何とかなるだろうと考えてはいますが、学校の対応がいまひとつで。長女の時の学校では、全校職員会議を開き、対応を万全にしようと努力して下りましたが、今のところ次女の学校では前例のないことは取り組まないらしいですΣ( ̄ロ ̄lll)
サービスの為には、スタッフのルールは変更されるべきであり
権限とかスタッフは関係ないのです。
まさしくその通りだと思います。
社員の不平不満ばかり気にし、意思決定できない責任者がいると最悪です。
ただ、、今回の記事を拝見して一つ懸念していることは、
業務を面倒だとばかりに、やっつけ仕事をする能力の低い人たちが今回の記事を都合良く解釈し、自己弁護のために引用してしまわないかということです。
やっつけ仕事をする人たちが最高責任者への鉄板の自己弁護が
「期限内に早く仕上げることを優先し、ほかの人たちより早くやりました。」という
言い訳+仕事は早くできるという主張の嘘の報告です。
そういう方達の仕事はむしろ遅いのですが、皆さん決まってこのような嘘の自己弁護をします。
「丁寧に早く」ではなく、「適当にずさんに早く」やる人たちは
「丁寧に早く」やる人間のことを讒言し足を引っ張り、「早く仕事をする」ことだけを上司にアピールする人たちはどこにでもいます。期限を優先したという割にはその期限の間にきちんと業務を行わない人たちです。そういう方たちは報告もしたくないことが多いので、報告書を書けと言われれば「無駄なペーパーワークを増やしやがって」と、正論だけはいっちょまえに言う人たちはいますし、
注意深くやることができない人たちもいるので、
アメリカで教育を受け日本の企業に勤めている私ですが、今回の記事は全て賛同はできませんでした。ちなみに、「そんな低レベルの社員が居る会社なんだw」と、呆れられるような会社ではありません。どんな優秀な企業にも一定数いると思います。
それが正論から欺瞞が発生するところですね>あかねこさん
下町ロケット・・・見てません!>メイプルさん
大事なことは正論を自己弁護や悪意で使うことであり
そういう人を見破ることが大事なのです>由良さん
正論みたいな暴論の人は数多いですね>ひなさん
そうですね。
やはり正しい軸が必要であり、
悪意の人を破ることが大事だと思います>ごまあざらしさん
自然界のルールも非常に厳しい訳ですが、
目的は全体の調和という軸があるってことでしょうね>カコさん
あーそれは大変じゃないですか!
「この試練の向こうには春がある」と信じて頑張って下さい>Janeさん
なるほど。確かにそのとおりで
やっつけ仕事する人やさぼりたい人ほど正論を語るものですね。
むろん、研究分野では「過剰なチェック」は善ですが、
私が今回書きたかったのは、正論を商売の手段や悪意やサボる目的で使う人が存在し、それが見破れないと大きな損失を生むということです>Ruさん
それが善だと思われことで、