執着するとなぜ叶わないのか

前のBLOGで書いたように、
願いを叶えるには、強い願望が絶対に必要ですが、
願望が執着になったら逆に叶わないようになります。

執着と願望の違いは何かというと、
例えば「色欲は執着」とか「自己実現は願望」のように項目別にきっぱりと定義できませんし、
必ずしもそうでもないのです。
引き寄せと執着について書かれた書物を読んでも、
いまいちよく判らない。

「思いつめると執着」と書かれているかと思えば、
「強く思い続けなければ叶いません」と書かれている始末であります。

かく語る私も、
前に私が書いた定義、即ち願望とは、
「得た後の状態がリアルで明確なので、得ることに固執すること」で、
執着とは、「得た後の状態が見えないのに、得ることに固執すること」
などと書いてますが、もっと判らないですね(汗)

それでは、執着と願望の境目というか、違いが判らないように思えてきますが、
じつは、波動で考えると定義が簡単に出来るのです。

執着=重いし暗いし、後ろ向きな波動を持った欲望

願望=軽く力強く、しかも活発な波動を持った欲望

というようになると思います。

もっと判らないですか?

判らなくても良いのですが、私が伝えたいことは、
執着と願望の違いとは、波動の違いに過ぎない
ということであります。

思いつめていても、軽くて活発な感じならば「願望」ですし、
正しい事を願っても、重くて暗い感じならば「執着」です。


だから説明が難しいのですね。


さて、
ここからが重要なのですが、
波動の違いであるゆえに、執着を願望に変えることが出来るということです。
執着も波動を変えれば叶うようになります。


それで、「執着を願望に変える方法」ですが、



                        現象を変える方法

① まず、執着心から出る感情(イライラ、怒り、愚痴)に囚われず、こうなりたいという目標を定めること。

② 目標を達成してるイメージを描いてワクワクすること。



ということで、難しく考えなくても
この方法で重い波動が軽い波動に変わります。

とにかく大事なことは、
悪い感情に囚われず、「私は、こうなりたいんだ!」という現象に意識を移動させることである。


例えば、恋愛において、相手に執着すればするほど恋は成就しませんが
この原理は、執着の波動が「重くて弱い」からであります。
「愛欲の欲望」は、まさに「執着」でありましょう。

従って、恋愛のみならず願望が執着になっていたら、
それを「軽い波動」に変換しなければ願いが叶うことは有りません。

どうやって執着を軽い波動に変換するのかというと、
対象に執着することを止め、「どうなりたいのか目標を定める」ことが最も重要で、
その次に「目標を達成した状態をイメージする」ことです。


目標達成のイメージも、「映画のように動画イメージ」するのでは無く、
「目標達成した状態を写真イメージ」が良いのです。
イメージの内容も、「日差しのある場所での写真」が良いようです。
一般的に、日差しの強い場所でのイメージは叶うイメージで、夜のイメージは叶わないイメージです。
夜はロマンチックな感じがしますが、引き寄せ的には良いイメージでは無いです。
例えば、恋愛のイメージでも、日差しの強い場所での愛の形をイメージすることです。

理想の状態を写した写真があったら、切り抜いて保管すると良いでしょう。

イライラしたり、不安になった時も、
あれこれ不安の原因を考えたり、不安な考えを打ち消そうと努力せずに、
「どのように成りたいのか?」という目標をイメージすることに精神を集中させるべきなのです。

そのようなテクニックで、「暗く」「重く」「脆い」波動が「軽く」「強く」「明るい」波動に変わるのです。

万物は波動で出来ていますので、
「運の良い」「力がみなぎっている現象」は
「軽く」「躍動的」「力強い」波動で出来ており、
そのような波動を発する者は、共鳴で「運の良い」「楽しい」現象を引き寄せます。

逆に、「運の悪い」或いは「これから運の悪くなる現象」は、
「重く」「暗く」「弱々しい」波動で出来ているのであり、
類似の波動を発していれば同じ現象を引き寄せるのです。

しかしながら、万物が波動で出来ている故に、
現象や状態が最悪であったとしても、
或いは、悲惨な現実は簡単に変わらないように思えたとしても、
波動を変えることで結果が大きく変わっていくのです。
だからどんなに状況が悪くても、決して悲観する必要はありません。



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この記事へのコメント

ルビー
2014年12月01日 19:38
こんばんは。
おっしゃる通り、私の場合、いま執着してない?というサインとして『イライラ』がたまに顔をのぞかせます。
すぐに良いイメージに切り替えるようにしていますが、イライラするということは、叶うことの不信という裏返しになりますものね。
動画でなく、昼間の写真なんですね。
ありがとうございます。
さっそく実践してみましょう♪
ピノコ
2014年12月01日 21:26
長距離恋愛3年目に入って仕舞いました。
エイジさんに何回も相談しながら、明るく前向きに生活しています。
彼とは色々と波乱はありましたが、私の仕事も彼の仕事もほぼ順調に進んでいくので、この形も有りなのかもしれないと思っています。
自分がどうしたいのか?という答えは、なかなか難しいと思う事があります。
彼と一緒に暮らして幸せになりたいけれど、一緒に暮らす事でお互いの仕事を、希望通り続けられるかどうか解らなくなるからです。
すると、年に2回しか会えぬ生活がこれから5年続くかもしれません。
エイジさんのアドバイスは、とても私には的確で、正しいと感じています。
このまま、進んでいくしかないとも思っているのですが。
ふと、彼が違う人と人生を歩く事になったらと、考える事も有ります。
カコ
2014年12月01日 21:27
エイジさん、こんばんは~。

願望って時間との闘いだなと思う。
待つのがつらいと思ってしまったりもしますね。

願望が叶う途中、というのは、
その願望がゼロではない、1%から99%の状態なのだから、
良く考えてみると、つらいという状態ではないはずですよね。
1%から、楽しまないとね。
Jane
2014年12月01日 22:19
エイジさん、こんばんは☆

”現象や状態が最悪であったとしても、
或いは、悲惨な現実は簡単に変わらないように思えたとしても、”

まさにこの状態なのですが、

”波動を変えることで結果が大きく変わっていくのです。”

なのですよね。
悪い事が起こっている間、また悲惨な生活状態は現実としてある時、私の場合、悲しみや怒りがこみあげてきますが、その時に”そうだ、波動の問題なのだから、私の波動を変えなくちゃ”と、自分の望んでいる状態を思い描こうとします。が、この時空元気ではないだろうか、と少々不安になります。不安になると、ホオポノポノの言葉を唱えますが、その間も心の中では辛い辛いと感じてしまいます。

この辛さを打ち勝つ強い願望が必要なのですよね。



だからどんなに状況が悪くても、決して悲観する必要はありません。
しゃーしゃん
2014年12月01日 22:22
写真イメージは納得です。
よく未来の自分を想像して、好きな写真や絵などを切り貼りして、
コラージュを作るといいと聞きますがそれに似ていますね。
言霊+映像という感じでしょうか。

今回の記事は、私にとっては最後の5行が肝です。
というか、それまでの部分が吹き飛ぶくらい、そこでがらっと何か変わった印象です。
そしてとても嬉しく思いました。うまく説明できないですけど。
Jane
2014年12月01日 22:22
続き

この言葉↑に励まされます(●^o^●)
ありがたいです!
Jane
2014年12月01日 22:24
(ごめんなさい、途中で文章が切れてしまいました。)続きです。

最後の文章↑

この言葉にとても励まされます(●^o^●)ありがたいです!
あかねこ
2014年12月02日 01:45
むむむ、波動ですか。
たしかに、引き寄せの基本は、イメージと波動、すなわち、想像とそれに伴うエネルギーですよね。

写真でイメージというのはいいですね。
ついつい、叶った状態を追体験するように動画で想像してしまいますが、写真なら一瞬の集中力でしっかりとしたイメージができそうです。
早速実践させてもらいますね!
あとは自分の心や身体が、ワクワクを感じてくれればいいのですが。
ららあ
2014年12月02日 11:31
結局、心の容れ物にどんな感情を入れているかにかかっているような気がします。
無心で純粋、
ひたむきに目的に向かって前に進んでる人は周囲の応援や運が向いて 追い風が吹いてくると思います。


頑張ってる自分を励ますこと。
与えられる結果を淡々と受け入れること


願望と結果の落差をどう感情処理するか
容れ物に恨みや妬みをいれていれば、
天は備わる人格になるまで
その人を試してくるでしょうね。

また他人の成功を喜べない人は願いが叶い難いと思います。

せっかくエイジさんがやり方を親切に教えてくださるんですもの。
上手くいかなくても焦れずに
情熱をたぎらせて頑張りましょうね、みなさま。
みゆ
2014年12月02日 14:29
先日のコメントより自分を高めていかなければ!でも、どう自分を持っていけば…の矢先のブログ本当ありがとうございました。
自分をなんとしてでも高めたい!という波動の引き寄せだったのかなぁ…とも思うところです。
頑張ります!
ありがとうございます。
ごまあざらし
2014年12月02日 16:06
波動の違い、完全にはまだわかっていないと思いますが少しわかった気がします。

貴重な意見、ありがとうございます。

後、一つ質問なんですが、愛欲の欲望は重く暗い波動を持ちがちですが
それを自分の中で軽く明るいイメージで捉え直せば
願望という形になるということでしょうか?
(なかなか難しいとは思いますが(笑))
MOL
2014年12月02日 16:22
いつも密かに愛読させてもらっています。記事をよんで思わず納得してしまい書きこんでしまいました。
波動を意識して生活していると、波動の違いが感覚で分かるようになりますよね。まさに重い波動、軽い波動というのはピッタリの表現ですね!

頭で願っている事は同じでも、ワクワクしたり辛かったりと気持ちが変わってしまうのは潜在意識下でのイメージの違いからきてるのですね。いま思えばあたたかい日差しのイメージは、確かに私がワクワクしたイメージの中に共通して存在していました。 最近重い波動にとらわれていたので今回の話でとてもスッキリしました^ ^ ありがとうございます!

p.s 健康管理も大事ですよね。二日酔いの日とかは中々良い波動が出てこないです笑
ゆみこ
2014年12月02日 19:58
エイジさんこんばんは❤
願望実現までは、時間がかかったりすることで自信が無くなったり疑ってみたりしてしまいがちですが、私が学生の時にスポーツでプロを目指していた彼と今は付き合えないけど最後には結ばれたいという願望がありました。
そこで私はそれまで他の人とつきあいながら待つという形をとりました。おかげで、その人に執着せずに何年も待つことが出来、付き合う直前までいきましたが…訳あってその人とは結婚せず、他の人と結ばれて25周年を過ぎました。
それまでは他の人で紛らわし、本命とのタイミングを待つ…違う仕事をしながら第一希望の企業をねらう…という方法。
咲子
2014年12月02日 20:14
願望=軽く力強く、しかも活発な波動を持った欲望

活発な波動で手に入れないと、自分が心身とも健康に生きられないですね。諦めた願望たちを活発な波動に変えてゲットします♪ 今回もいいお話しありがとうございます。
咲子
2014年12月02日 21:51
追加です。以前、コメントに返信してくれた、

>友達は援助するだけの対象であると
捉えた時に友人ができるそうです>咲子さん

この言葉を心がけていたら、いまだに友達はできませんが、人間関係で悩むことが原因での嫉妬は前より減りました。随分楽になりました。
本当は親密な仲になれる友達が欲しいです。友達は援助するだけの対象以外にアドバイスがあればよろしくお願いいたします。
ノスタルジア
2014年12月03日 18:08
こんばんは~。
前職がパワーストーンを扱う仕事をしていたので万物は波動と捉える考え方好きですし、そう思ってます!
石は人の念とか想いと共鳴しやすいと思うのでお客様の五感にしっくりくる石を選んでいただけるように意識してました。

執着してる重い波動の時に切り替える力が必要ですがやっぱり自分の憧れているモノがあるかないか自分が何にワクワクするのか普段からの意識の保ち方が大事になってくるのかなぁ。
最近、仕事を通して志って大事だなぁって実感します。
流れる水は腐らない。飛行機は飛び続けてるから落ちないんですね(^_^)v
葉月
2014年12月03日 20:30
波動については私は全くの鈍感なので、他人や自分が発している波動が分かるような人は凄く羨ましいです。自分で【今発している波動】が分かる方法、あれば是非教えて欲しいです☆
2014年12月04日 22:10
イライラは悪い波動ですね>ルビーさん

ゆみこさんのコメント参考にしてみたら如何でしょう?>ピノコさん

待つっていう立場は弱者だから執着ですね>カコさん

波動で出来ているのですから、
波動を変えれば変わる筈ですよ
大いなる楽観ですね>Janeさん

結果は確実なんですから、
大いなる楽観ですね>しゃーしゃんさん

写真のほうが執着にならないから良いですが
動画は必死になって重くなりますね>あかねこさん

頑張ってる自分を励ますこと。
与えられる結果を淡々と受け入れること。
素晴らしいですね>ららあさん
2014年12月04日 22:22
波動が変われば環境が変わるということを信じて下さい>みゆさん

愛欲の波動も軽くすれば叶います。>ごまあざらしさん

健康管理は引き寄せには非常に大事ですね>MOLさん

面白い!しかも正しいですね。
確かに私もおなじ経験あります。>ゆみこさん

何かしらのコミュニティやボランティア団体に参加されるとどうでしょう>咲子さん

飛行機は摩擦を受けても前に進むから飛ぶし、
自転車は漕ぐから倒れないのです>ノスタルジアさん

今までの人生で輝いていた時の感情を思い出すと良いと思います。
逆に非常に悲しくてツイていなかった時の感情も思い出すことです>葉月さん

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