ハチミツ二郎はなぜモテるのか?
ハチミツ二郎ってご存じですか?
AV女優の蒼井そらと同棲し、
メロン記念日の元リーダー斉藤瞳と結婚して離婚。
ところが、9カ月でスピード再婚した芸人で、しかも、新妻は第1子を妊娠中だという。
「日本一モテる肥満児」の異名を持ってるそうである。
それでどんな顔かというとこんな顔なのです。
こんな顔の芸人がモテる訳が無いのに、モテる現実から、
彼は「モテ☆メタボ」というモテ指南本を出していて、
その中で、モテる秘訣は、【モテるための7つのTIPS】というのがあって、
1.メールの返事は急かさない
2.「何食べたい?」と言わずに初対面の時に好きな食べ物を聞いておく
3.「だよ・さ・かもね」で会話を優しい雰囲気にする
4.敬語はベッドを遠ざける
5.やっぱりマメがいい
6.香水はつけるな!ダウニーにしろ
7.自分がされたら嬉しいことを相手にしてあげる
と書いている。
さて、
誰でも本当に、【モテるための7つのTIPS】で激しくモテるようになるであろうか?
というか、彼の書いているモテ秘訣は、
誰もが知っている「常識」だと思いませんか?
おそらく、ハチミツ氏だけでなく、
モテ指南本の内容はどれも常識ではなかろうか?
しかしながら、現実にモテに差が出るのは何故か?
なぜモテ要素の皆無のハチミツ氏がモテるのか?というと
それは、【モテるための7つのTIPS】戦略ではなくて、
じつは、ただひとつの理由なのであります。
その理由を説明する前に、
ハチミツ二郎と同じく、不細工なのにモテた偉人の話をしようと思う。
それは、ソクラテスであります。
プラトンに因れば、
男色のソクラテスは決して美しい容貌では無かったのですが、
異常にモテたらしく、ソクラテスに狙われた男達はノンケでも絶対に落ちたそうである。
プラトンによれば、ソクラテスは口説きの達人だったそうである。
ソクラテスがどのように口説いたか
土屋賢二『ソクラテスの口説き方』:から紹介しましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ソクラテスの口説き方はいくつか伝えらているが、
いずれもきわめて独創的なものである。
そのうちの一つは、こうだ。
「君を愛する男は多いが、美しいといって君を賞賛しても、
賞賛しているのは君の身体だ。
みんな君の身体目当てなのだ。
だが、さっき論証したように、君と君の身体は別のものだ。
君の心こそ君自身なんだ。わたしは他の男と違って君の心を愛している。
だから、君を愛しているのは私だけだ」
女子学生に聞いてみた。
「こういう口説き方をされたら、心が動くかね」
「そうやって口説いてくる男はディカプリオ級の男ですか」
「そういう男が君を口説いたりするか。君を口説く暇があったらコオロギの研究でもしているはずだ。外見は、ソクラテスだから、オヤジだと思っていい」
「それなら問題外です」
「外見がすべてなのか」
「外見だけじゃありません。たとえば、先生がディカプリオの顔と身体を持っていたとしても、気持悪いだけです」
「それより、私を冒涜するのをやめなさい。このさい外見は無視しよう。
ソクラテスの口説き文句に心は動くかね」
「まったく心は動きません。ディカプリオじゃないんだから」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のように、土屋教授の検証のみならす、
常識的に、ソクラテスの口説きで落ちる女子学生は皆無でありましょう。
まして、男子学生なら言うまでもあるまい。
つまり、ソクラテスの激モテ理由は、
プラトンの言うような、いわゆる巧みな話術では無いと考えるのが妥当です。
それは、ハチミツ二郎氏がモテる理由が、
「メールの返事はせかさない」「自分がされたら嬉しいことを相手にしてあげる」
という戦略では無いのと同じなのだ。
聖人のソクラテスはさすがに自己分析が明確のようで、
ソクラテス本人による自身の分析に因れば、
「私の目から恋のエキスが出てる」らしく、
ソクラテスと目が合えば恋のエキスにやられて誰でも恋に落ちるそうである。
つまり、事実は言葉では無いのだ。
ソクラテスがなぜモテたか?
なぜ、ソクラテスと目が合えば、誰でも恋に落ちたか?
というと、その理由こそ、ハチミツ氏がモテる理由と同じであり
その理由とは、
「モテたいという異常な程の欲望」である。
ここでこういう人がいるでしょう?
「俺もモテたいと思ってるけどモテないけど。」
違うのだ。
貴方がモテたいという欲望は、単なる「情熱」であるが
ソクラテスやハチミツ二郎の欲望は、「異常な欲望」なのだ。
寝ても醒めてもモテたい欲望なのです。
貴方のモテたい欲望とは比較にならない程の欲望なのです。
この話は、誇張でも無く、嘘でもありません。
人類の歴史において、奇跡を起こした人々、
ジャンヌダルクであったり、ヒトラーであったり、ナポレオンもジンギスカンもそうである。
実は、彼らが奇跡を起こした理由は、
ソクラテスやハチミツ二郎のモテる理由と同じなのである。
ソクラテスによれば、あらゆる奇跡を起こすには、
「エンスージアム(enthusiasm)」という霊的な状態が必須であると言っています。
エンスージアズムとは、霊感を受けた状態や、霊に憑依された状態、
もしくは天啓を得た時のことを表す表現で、
ソクラテスは、神の意識が自分の魂に転送されてくると表現し、
エマーソンも、自分の魂の中に神の魂が流れ込んでくると言っている。
つまり「エンスージアム」は単なる「情熱(パッション)」ではないのだ。
「神がかりの情熱」である。
自分の死を賭けても、達成したい欲望の渦であり、
自然に湧き出る叡智の根源である。
そして、エンスージアムを持ち続ける者は必ず願望を達成できる。
不細工なのに異常にモテる奴とか
学歴や才能が無いのに金持ちの奴という
あり得ない願望達成者は、必ず、「エンスージアム」の持ち主なのであります。
寝ても醒めても「女・・女・・」「金・・金・・」だけである。
そして、この「神がかりの欲望」を持つ者には、
戦略など無くても、信じられない奇跡が発生するのである。
どうすれば、幸せになれるのか?
どうすれば願望を実現できるのか?
と考えるのならば、もっとも大事な事は、
方法論や戦略では無くて、第一に強烈な欲望があるということであり、
死を賭けても達成したい強烈な欲望があれば、
必ず夢は奇跡を引き起こして達成されるのであり、
つまり、
願望実現でもっとも大切な事は、
「エンスージアム」という強い願望があるか否かであり、
戦略とか戦術はあまり関係が無いのであります。
twitterはこちら。
エイジの部屋
mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。
AV女優の蒼井そらと同棲し、
メロン記念日の元リーダー斉藤瞳と結婚して離婚。
ところが、9カ月でスピード再婚した芸人で、しかも、新妻は第1子を妊娠中だという。
「日本一モテる肥満児」の異名を持ってるそうである。
それでどんな顔かというとこんな顔なのです。
こんな顔の芸人がモテる訳が無いのに、モテる現実から、
彼は「モテ☆メタボ」というモテ指南本を出していて、
その中で、モテる秘訣は、【モテるための7つのTIPS】というのがあって、
1.メールの返事は急かさない
2.「何食べたい?」と言わずに初対面の時に好きな食べ物を聞いておく
3.「だよ・さ・かもね」で会話を優しい雰囲気にする
4.敬語はベッドを遠ざける
5.やっぱりマメがいい
6.香水はつけるな!ダウニーにしろ
7.自分がされたら嬉しいことを相手にしてあげる
と書いている。
さて、
誰でも本当に、【モテるための7つのTIPS】で激しくモテるようになるであろうか?
というか、彼の書いているモテ秘訣は、
誰もが知っている「常識」だと思いませんか?
おそらく、ハチミツ氏だけでなく、
モテ指南本の内容はどれも常識ではなかろうか?
しかしながら、現実にモテに差が出るのは何故か?
なぜモテ要素の皆無のハチミツ氏がモテるのか?というと
それは、【モテるための7つのTIPS】戦略ではなくて、
じつは、ただひとつの理由なのであります。
その理由を説明する前に、
ハチミツ二郎と同じく、不細工なのにモテた偉人の話をしようと思う。
それは、ソクラテスであります。
プラトンに因れば、
男色のソクラテスは決して美しい容貌では無かったのですが、
異常にモテたらしく、ソクラテスに狙われた男達はノンケでも絶対に落ちたそうである。
プラトンによれば、ソクラテスは口説きの達人だったそうである。
ソクラテスがどのように口説いたか
土屋賢二『ソクラテスの口説き方』:から紹介しましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ソクラテスの口説き方はいくつか伝えらているが、
いずれもきわめて独創的なものである。
そのうちの一つは、こうだ。
「君を愛する男は多いが、美しいといって君を賞賛しても、
賞賛しているのは君の身体だ。
みんな君の身体目当てなのだ。
だが、さっき論証したように、君と君の身体は別のものだ。
君の心こそ君自身なんだ。わたしは他の男と違って君の心を愛している。
だから、君を愛しているのは私だけだ」
女子学生に聞いてみた。
「こういう口説き方をされたら、心が動くかね」
「そうやって口説いてくる男はディカプリオ級の男ですか」
「そういう男が君を口説いたりするか。君を口説く暇があったらコオロギの研究でもしているはずだ。外見は、ソクラテスだから、オヤジだと思っていい」
「それなら問題外です」
「外見がすべてなのか」
「外見だけじゃありません。たとえば、先生がディカプリオの顔と身体を持っていたとしても、気持悪いだけです」
「それより、私を冒涜するのをやめなさい。このさい外見は無視しよう。
ソクラテスの口説き文句に心は動くかね」
「まったく心は動きません。ディカプリオじゃないんだから」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のように、土屋教授の検証のみならす、
常識的に、ソクラテスの口説きで落ちる女子学生は皆無でありましょう。
まして、男子学生なら言うまでもあるまい。
つまり、ソクラテスの激モテ理由は、
プラトンの言うような、いわゆる巧みな話術では無いと考えるのが妥当です。
それは、ハチミツ二郎氏がモテる理由が、
「メールの返事はせかさない」「自分がされたら嬉しいことを相手にしてあげる」
という戦略では無いのと同じなのだ。
聖人のソクラテスはさすがに自己分析が明確のようで、
ソクラテス本人による自身の分析に因れば、
「私の目から恋のエキスが出てる」らしく、
ソクラテスと目が合えば恋のエキスにやられて誰でも恋に落ちるそうである。
つまり、事実は言葉では無いのだ。
ソクラテスがなぜモテたか?
なぜ、ソクラテスと目が合えば、誰でも恋に落ちたか?
というと、その理由こそ、ハチミツ氏がモテる理由と同じであり
その理由とは、
「モテたいという異常な程の欲望」である。
ここでこういう人がいるでしょう?
「俺もモテたいと思ってるけどモテないけど。」
違うのだ。
貴方がモテたいという欲望は、単なる「情熱」であるが
ソクラテスやハチミツ二郎の欲望は、「異常な欲望」なのだ。
寝ても醒めてもモテたい欲望なのです。
貴方のモテたい欲望とは比較にならない程の欲望なのです。
この話は、誇張でも無く、嘘でもありません。
人類の歴史において、奇跡を起こした人々、
ジャンヌダルクであったり、ヒトラーであったり、ナポレオンもジンギスカンもそうである。
実は、彼らが奇跡を起こした理由は、
ソクラテスやハチミツ二郎のモテる理由と同じなのである。
ソクラテスによれば、あらゆる奇跡を起こすには、
「エンスージアム(enthusiasm)」という霊的な状態が必須であると言っています。
エンスージアズムとは、霊感を受けた状態や、霊に憑依された状態、
もしくは天啓を得た時のことを表す表現で、
ソクラテスは、神の意識が自分の魂に転送されてくると表現し、
エマーソンも、自分の魂の中に神の魂が流れ込んでくると言っている。
つまり「エンスージアム」は単なる「情熱(パッション)」ではないのだ。
「神がかりの情熱」である。
自分の死を賭けても、達成したい欲望の渦であり、
自然に湧き出る叡智の根源である。
そして、エンスージアムを持ち続ける者は必ず願望を達成できる。
不細工なのに異常にモテる奴とか
学歴や才能が無いのに金持ちの奴という
あり得ない願望達成者は、必ず、「エンスージアム」の持ち主なのであります。
寝ても醒めても「女・・女・・」「金・・金・・」だけである。
そして、この「神がかりの欲望」を持つ者には、
戦略など無くても、信じられない奇跡が発生するのである。
どうすれば、幸せになれるのか?
どうすれば願望を実現できるのか?
と考えるのならば、もっとも大事な事は、
方法論や戦略では無くて、第一に強烈な欲望があるということであり、
死を賭けても達成したい強烈な欲望があれば、
必ず夢は奇跡を引き起こして達成されるのであり、
つまり、
願望実現でもっとも大切な事は、
「エンスージアム」という強い願望があるか否かであり、
戦略とか戦術はあまり関係が無いのであります。
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この記事へのコメント
彼曰く、ハチミツ氏がもてるのは
・金払いがいい(ケチではない)
・面倒見がいい
・若手や後輩に無茶いわない
・でも実は喧嘩上等
いわゆる昭和の死語となった
「親分肌」
な人だかららしいっす。
彼の異常な欲望って、どこに
ゴールをおいているのでしょうかね?
多分究極のゴールを設定してからそれに連なる
行動を起こしていそうだから、最終ゴールが
何か知りたいですね。
(ps)たしかにダウニーは変に香水つけるより
いい感じになりまする。
これからは 柔軟剤をダウニーに変えて
エンスージアムを身に着けますwwww
もてる秘訣の7か条ですけどね、それは簡単に周囲が気づきそうな
内容ですよね。何かの理由とか原因とか、勝手な解釈をする人、
いますよね。
でも、本質をまったく見誤っている場合というのは案外多い。
エイジさんの洞察力はさすがです。
エンスージアズムか。普通の人には足りないんでしょうね。
ハチミツ次郎さんというのは初めて知りましたが、
自分が拒否されるなんていうことは、まったく考えていないんで
しょうね。それで女性も、なんとなくそのペースに馴染むような
気がする。
でも、、、、私はいや、と思いました。(彼が嫌がるかもしれないけど。)
彼は、たぶん、それなりに自分を選んでくれる人を、察知して
近づいているような気もしますが、、、、。どうなんでしょう?
あたしがまさにそーゆうタイプだからです(笑)
自分を選んでくれそうな人を見付ける度に迷わず落としにかかります(・∀・)
ただ…悲しいことに自分から好きになった人とゎ結ばれませんが。。
ハチミツさんもそうなのかなぁ。
いつもビックリするような美人を連れていたそうです。
つまり、彼は周りをあっと言わせたいモテ傾向と思われます。>どーまる様
おひさしぶりです。
僕もダウニー買ってきました>みるきぃさん。
カコさん。こんばんわ。
モテるというのは、裏返せばすぐに相手を変えるということなので
女性を大事にするタイプではありません。
ハンターみたいなもんです。>カコさん。
ともえさんとは根本的に違うと思いますよ。>ともえさん。