心理的恐喝

「心理的恐喝」という話を読んだ。面白かったのでBLOGしようと思う。

判りやすい例で、説明するとすれば、男と女の関係がいいであろう。

という訳で、出来た女房が駄目な亭主に際限なく尽くすというパターンがあるとしよう。
中村玉緒と勝新太郎とか、「夫婦善哉」の男どあほう春団治がその例であろう。あと、水商売の女性が、大酒飲みで乱暴な割に泣き虫な男と別れられないという話も同じかも知れない。
実は、人間には、やりたく無くてもその物事をやらざるを得なくなってしまったり、逃げたくなっても逃げられなくなったりする心理的弱点があるらしい。

この心理的弱点とは、「心理的恐喝」と呼ばれる心理現象で説明ができるのだ。
「心理的恐喝」には、
「Fear(恐怖)」・・相手が思い通りに成らないと、暴力や別れをほのめかして恐怖感を刺激する。
「Obligation(義務)」・・パートナーとしてあるべき姿を示し、そうあるような義務感を刺激する。
「Guilt(罪悪)」・・・自分の要求を拒絶されたら、傷ついてふさぎ込んだり、泣いたりして罪悪感を刺激する。

この「心理的恐喝」は、人間の心理の弱点を刺激し、人間を意のままに操る方法である。すなわち人間の心の根底に、「Fear(恐怖)」「Obligation(義務)」「Guilt(罪悪)」の三要素が絡むと、逃げるに逃げられない抜けられない心理的圧迫を感じるのである。フォワード女史はこの効果を「FOG(霧)」と命名した。

第一の理由は、心理的恐喝がその名の通り、霧の中の暴力であって、攻撃の矛先が自分だと明確に判らないからである。たとえば、女に怒り狂った男が、女に手を出さず、女の車のフロントガラスを割ったり、たまたま目についた男と喧嘩したりして、怒りの矛先が女への暴力に成らない点である。
第二の理由は、「プライド」を刺激するからである。「いくら駄目な男でも私が支えているんだ」という満足、「霧の中の暴力」を体験することで、相手が自分を必要としていると感じるからであろう。
ちなみに、責任感の強いプライドの高い自立した女性程、「心理的恐喝」の罠に嵌りやすいそうである。

何を隠そう私は、責任感の強いプライドの高い自立した女性ではないけれども、この「心理的恐喝」によって、PTAとか自治会の役をやらざるを得なくなった事実に愕然とした次第である(汗)

この記事へのコメント

2006年03月25日 18:44
んーおもしろい 納得 納得。
人の『本能』という一次的なモノから
『欲求』という二次的なモノがうまれ
集団・社会という観念がうまれたとき
『恐怖心』
『義務感』
『罪悪感』
この感情によって『本意ではない』場合でも、バランス・秩序を形成しようとする心理が生まれる。
心理的恐喝とは、よくいったものです。
その濃霧の中から救世主のごとく現れたエイジ様
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
簡単に申せば
ヤルッキャナイ のでございます。
2006年03月26日 02:40
ご自分が役を引き受けた心理を解読してみたんですか。
しかし、すごい方法でくもの糸に絡め取られちゃったんですねー。

でも、適役だと思います。
ぜひぜひ頑張ってくださいね!
2006年03月26日 12:32
参ったのは、雪の降る夜の夜中の1時に推薦委員が立って待っていた時です。最初 雪だるまが立ってるのか?と思って近づくと、人間だったのでビックリしました。恐怖とはこういうことだと思いましたね
かな
2006年03月26日 13:47
ん?
話によっては『脅迫』による『恐怖』に止まりそうでございます。
はたして、雪降る夜中、人待ちしてまで折衝しようとした背景はなんであるかということは、他人事ながら興味がわくところでござる。
想定1)雪で帰らぬこの人以外に適任者はないという強い推薦人の意向があっ     た。
想定2)当人が、委員会で自分が役に推薦されることを事前にキャッチし、残    業と称して帰宅しなかったが、敵も然る者であったとさ。
フォワード女史が、この効果を『SNOW』と呼ぶかどうかは定かでない。

休日なので、ツッコミがしつこくてすみません。スルーしてください。
2006年03月26日 14:59
心理的脅迫を明確にする上でこの質問は重要でござる
これは、当人が、委員会で自分が役に推薦されることを事前にキャッチし、残業と称して帰宅しなかったが、敵も然る者であったとさ。のマンマでござる。
人は想定範囲ないならば、恐怖を感じないものであります。
この霧の中、いや雪の中の暴力、、しかも私ではなくて、自分たちを傷つけるという暴力は、まさに心理的脅迫以外の何物でもない。
この設定で、「お願いだから小学校の改革のためにやってください」という言葉には誰も抵抗できないでしょう。
私も休日なのでスルーしませんでした>かなさん
2006年03月26日 15:29
すっすっ…すごいですね。ホントすごいです。そんな形でやってくれって言われた日にゃもう、引き受けるっきゃないですねえ。まさに「心理的脅迫」ですねえ。
アッシー
2006年03月26日 16:51
雪だるまよりも、かさ地蔵のほうが怖かったと思います
かさを被っていれば良かったのに>推薦人の皆さん
2006年03月26日 21:24
いやいや
ぢつはね、推薦人の頭の雪を払ってね
一人一人、カサを被せてやりましたよ。
って そんな訳ねぇーだろっ!(ゼィゼィ)
2006年03月26日 22:42
思うんですが今回のお話って、「小中学生がいる親」にとって『ホラー』なんじゃないですかね?
2006年03月27日 00:06
私は、このホラーを改革するために規約改正を条件に本部に入った訳です。はい
2006年03月30日 16:01
↑の話は女の人側から見ると共依存?
だとするとエイジさんは、役員っつー立場から離れられないでしょう。
お気の毒です。。。。。
ホラーです。
アッシー
2006年03月30日 18:42
お疲れさまですね エイジさん
役人の疲れは、フットバスで吹っ飛ばしてください。
2006年03月30日 21:22
急に軽い眩暈がしました。
フットバスって足湯のことですか?
しかも役人じゃなくて役員ですけどね
ホラーです。

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